【レビュー】安い植物育成ライトを購入してみたらそれなりに使えた件

もうすぐジメジメした季節「梅雨」が始まります。
アジサイでしたら似合う梅雨ですが、雨がしとしと降り続く日が続くと足りなくなるものがあります。
それはアガベを初めとする植物の成長に必要不可欠な太陽から降り注ぐ「日光」です。

徒長したなど手遅れにならないうちに日光不足を補うための「植物育成ライト」を購入してみたので使い勝手などを書いてみます。

以前に植物育成ライトを自作してみたのですが、鉢の数が増えて手狭になってきたので追加で製品版の購入です。
なにしろ予算が少ないので性能の良さそうな価格も安い植物育成ライトを2種購入してみました。

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LEDを使った安い植物育成ライト2製品

アマゾンで検索すると無数の植物育成ライトがヒットします。その中から安くても良さそうなものをみつくろって2台購入してみました。

両製品とも2,980円という手に入れやすい価格のものです。

1台目はこれ。

【革新的なモデル】植物育成ライト LED 植物ライト 100W 室内栽培ランプ 210LEDランプ タイミング定時機能(3H / 9H / 12H) 6段階調光 観賞用 2ヘッド付き 360°調節可能 日照不足解消 クリップ式 低消耗 省エネ USB接続 3スイッチモード電球 多肉植物育成 水耕栽培ランプ 家庭菜園 室内園芸 水草栽培 野菜工場 日本語取扱説明書

なんとも長ったるい商品タイトルですが、届いたのは下のような物体でした。

箱を開けてみるとちゃんと植物育成ライトが入ってました。安心と信頼のMADE IN CHINAです。

中国製でもアマゾン発送ですので注文翌日に届きました。
中身を出してみると…

お〜、2灯式の植物育成ライトではありませんか。以外とまともそうです。
2,980円という安い植物育成ライトであることを考えるとよくできているように見えます。

ちなみに箱の中身は「植物育成ライト本体」と「取扱説明書」の2点だけです。
電源はUSB式の電源アダプタを使うようになっています。
製品には電源アダプタは付属されていませんので、別途5V2A以上の容量の電源アダプタを用意しなければなりません。
100均ダイソーで購入した電源アダプタ(5V2.4A)で正常に動きました。

使用時の様子

使用時の様子 画像:メーカー販売ページより

製品を観察してみる

まず安い植物育成ライトがどんな作りなのか各部を見てみましょう。
ザッと見たところでは結構まともに作られているような感じはしますが…。

LED発光部

商品説明ではLED発光部に210個のLEDが使われているとのことですが、2灯式ですので1灯では105個のLEDということになります。実際に数えてみると画像のように5個×21列で105個・2灯で210個と仕様通りになっています。

操作部

操作部は電源ラインの中程に取り付けられています。

右から「明るさ調整」「灯光モード」「タイマー設定」「主電源」となっています。

クリップ部

この製品は本体を金属製のクリップで固定するのですが、このクリップが超硬い。握力60kg位あるはずのピーマンでも手こずるわ、硬くてなかなか開かないのですから握力の弱い女性など無理なんじゃね?と思うほどの硬さです。

まぁ、強力だから本体を固定するという仕事は確実に実行してくれます。
クリップ部が弱くて本体がぐらつくといったことはありません。

蛇腹部

蛇腹になったフレキシブルな部分は直径1cmほどの金属製です。
この蛇腹、かなり固いので曲げるのに苦労します。というか曲げるのは簡単にできるのですが固いのでLED発光部の位置決めなどの微妙な曲げがなかなかできなかったりと使いづらいこともあります。
もうちょっと細くて柔らかい方が扱いやすいのですがなんとかならんのでしょうかね。
この部分は次に紹介する3灯式の植物育成ライトの方が柔らかくて使いやすかったですね。

あと、クリップ部分と蛇腹との取り付けがうまくできないのかきっちり取り付けられておらず多少ぐらぐらするのもマイナス点でしょうか。

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使用感

実際に使ってみた感じです。

明るさ

思ったほど明るくありません。製品説明では100W相当の明るさだとしていますので、片側で50Wになりそうですがとてもじゃないが50Wの明るさは感じられません。

LEDの発光状態

LEDの発光状態、実際はもう少しまぶしく見えます。

何しろ電源が5V2Aですので最大でも10Wの電力消費ということになるのですが、10Wの電力で100W相当の明るさは無理じゃないかなぁ。もっとも目に感じる光と植物に有効な光とでは感じ方に差があるのでしょう。

下の画像は実際に使用している様子。あまり明るくはないのが見て取れます。
光の色が黄色っぽい電球色なので余計そう思えるのかもしれません。

正確性は不明ですが、スマホの照度計アプリで測ってみると発光部にベタ付けで45000ルックス程度、5センチ離れて25000ルクス程度でした。ちなみに屋外の直射日光では5月下旬で15万ルクスくらいありました。

操作感

特筆すべき機能も無いので操作は簡単で特に迷うこともありませんでした。
スイッチは各独立しているので組み合わせての操作なども無く直感的に操作できます。
タイマー機能も実用上支障のない程度に正確にON/OFFしてくれます。

タイマーの設定方法

タイマーの設定方法ですが、メインの電源スイッチ(赤いやつ)を押すと電源が入り光ります。これでは常時点灯です。この状態でタイマースイッチを1回押すと押した時から3時間・2回押すと6時間・3回押すと12時間後に消灯するという動作をします。この動作は毎日繰り返します。
ただしタイマー設定から2時間後に点灯しそこから6時間後に消灯といった細かい設定はできません
まぁ簡易的なタイマー機能ですが、使用上では特に困ることもありませんね。
あと、タイマー動作中でも電源を落とすとタイマー設定も消えてしまいますのでご注意を。

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次は2台目。こちらも中国製の安い植物育成ライトです。

SIMHEAGO 植物 ライト led 育成 観葉植物照明 多肉栽培 タイマー付き 72W 144 ランプ

こちらも価格2,980円の安い植物育成ライト。
大きさは違うけど先ほどのと同じ箱じゃね??と思うほど1台目の箱とよく似ています。中国標準の箱だったりして。

こちらも箱を開けてみるとちゃんと植物育成ライトが入っていました。安心と信頼のMADE IN CHINAです。

こちらの製品は発光部が3つある黒い筐体のものです。
3灯合計で144ランプなので1灯当り48ランプとなっています。

箱の中身は「育成ライト本体」「12V1A・ACアダプタ」「取扱説明書」の3点でした。
電源はUSBではなく12V1AのACアダプタが付属しています。ですので消費電力は最大で12ワットですね。

使用時の様子

使用時の様子 画像:メーカー販売ページより

製品を観察してみる

こちらは発光部が3つで黒いのでちょっと見でキングギドラみたいです。わかるかな??

LED発光部

商品説明ではLED発光部に144個のLEDが使われているとのことですが、3灯式ですので1灯では48個のLEDということになります。実際に数えてみると画像のように4個×12組で48個・3灯で144個と仕様通りになっています。

操作部

こちらの製品は台座のクリップ部に操作スイッチが組み込んであります。
1台目の製品と形状こそ違っても操作方法及び操作にともなう動作はほぼ同じです。

クリップ部

この製品も本体をクリップで固定するのですが、スイッチ類を実装しなければならないので金属ではなく樹脂製となっています。アマゾンのレビューでも「クリップ部が壊れた」とか「クリップ部が華奢」という複数の声があります。

確かに樹脂製ですから見ていても弱そうと感じますが、今のところきちんと本体を固定しています。
買ったばかりだし壊れたら困ります。

実際に机に固定してみるとなんだかぐらついてしっかり固定できません。倒れると言うことはないのですがなんとも頼りなさげではあります。
実用上は問題ないのですが、どうも強度が不足とかの理由ではなくて設計がいまいちみたいです。

蛇腹部

こちらの製品の蛇腹部分は直径8ミリくらいで柔らかく曲げられる感じです。
細くて柔らかいけど強度的には十分で使いやすいですね。

使用感

この3灯式植物育成ライトを実際に使ってみました。

明るさ

肝心の明るさですが、3灯式で結構明るく照らしてくれる感じです。
先の2灯式よりも白っぽい光なので余計にそう感じるのかもしれません。

全体の消費電力が12ワットですから1灯当り4ワットです。それを考えればなかなか明るく光っているようにも思えます。

実際に照らしてみると画像ではかなり明るく写っていますがあくまで参考にしかなりませんのでお気を付けあれ。
といっても先の2灯式より明るく見えるのは確かです。

こちらもスマホ照度計で測ってみたところ、発光部に密着させた状態で87000ルックス程度、5センチ離れて20000ルックス程度でした。

ただ測り方によって大幅に数値が変わってしまうので参考にもならないかもしれません。あしからず。
正確性を期待する場合はキチンとした照度計を購入されることをオススメします。

操作感

台座のクリップ部にスイッチ類を配置してるので操作はしやすいです。
2灯式とスイッチの構成も操作方法もほぼ同じなので迷うこともなかったですね。

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とりあえずのまとめ

安い植物育成ライトを2製品実際に購入して使用してみました。
実際に使ってみると意外と役に立ちそうだと思えてくるから不思議なものです。
今回は2製品を試してみましたが他にも同様な価格帯で安いと思われる植物育成ライトはたくさん見つかります。

注意しなければいけないのは、この手の植物育成ライトは補助にしかならないと言うことです。
植物育成のための光は太陽・日光が本筋で、長雨が続く梅雨時とか冬の日光が弱い時などの足りない光を補ってあげるために使うもので、この育成ライトだけでは全く光量は足りません。狭い範囲しか光を当てられませんしね。
やはり太陽という存在は偉大なんですね。

とはいいつつ、この植物育成ライトで実生アガベ(怒雷神・笹の雪)を育成しています。
結構いい感じで、怒雷神は成長著しい(と言っては言い過ぎですが)感じで順調です。
この手の植物育成ライトは広い範囲を照らすのは無理ですが狭い範囲をスポット的に照らすのであれば結構使えそうです。

植物育成ライトで成長中のアガベ・吉祥天

発芽から2ヶ月、ずっと植物育成ライトで成長中のアガベ・怒雷神

製品はよく検討してから購入を

あと、この手の安い植物育成ライトは外観が酷似していて価格も同じような製品が複数ある場合があります。

一見同じ製品のように見えますが、電源の容量が異なったり細かい部分の作りが違うケースなど良くありますので、購入を決める前に製品仕様や製品の画像を良く確認しましょう。

更に言えば、同じような製品でも明るく照らしてくれそうな方を選ぶといいです。
実際に使ってみなければ本当の明るさはわからないのですが、仕様を確認して少しでも明るく照らしてくれるほうを選んでおけばが調整がきくからです。
明るいものを暗めに調整することは容易ですが、暗いものをより明るくすることはできないからです。

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