多肉植物には面白い名前がついたものが多いですね。
今日、近所のホームセンターに立ち寄ったのですが、つい多肉植物「薄氷(はくひょう)」を衝動買しました。
多肉植物やサボテンも時がたつにつれてその数を増やし置き場所に困る状態になっているのですが、目に止まってしまった何気ないどこにでもある多肉植物を衝動買いですよ。もう病気ですな。多肉病。
グラプトベリア系「薄氷(はくひょう)」
多肉植物は種類も多いのですが、はじめはエケベリア属なんだろうと勘違いしていた「薄氷」、外観がエケベリアですからね。でも銘板によるとグラプトベリア属になるそうです。
薄氷は別名として姫朧月(ひめおぼろづき)、銀紅蓮(ぎんこうれん)とも呼ばれているようです。
こうして多肉植物の詳しい名称がわかると嬉しいですね。100均などでは多肉植物とかサボテンとしか表記していない場合が多く具体的な名称がわからないので困ることが多いです。
多肉植物・サボテンコーナーで物色(購入意思はサラサラなかった)していた時、妙に気になってんですよね、こいつが。
気がついたときはレジでお会計をしていました。
なんのことはない多肉植物なんだけど、出会いというのはこういう事かもしれませんね。…なんちゃって。
1ポット200円ですから気が大きくなったのかもしれません。
生育の季節なのか花がついてる
薄氷にとっては春が生育の季節なのでしょうか、大きな花がついています。
株のことを考えれば切り落としたほうが良いのでしょうけど(花を咲かせるのは植物にとっては大変な労力を必要とするようです。)どんな花が咲くのか見たいので薄氷には申し訳ないですがこのまま咲かせてみます。許しておくれ。
薄氷は春秋育成型のようです
ですので、折を見て植え替えてあげようと思います。
この薄氷ですがホームセンターの多肉植物コーナーに長い間置かれていたようで、雨にでもあたったのか鉢内の土が一部飛び散ったようになっていますので手入れをしてあげようかと。
それにしてもこの「薄氷」丈夫な多肉植物のようで、手間がかからず助かる反面いつの間にか株が増えてしまうんだろうなぁと今から置き場所に困っている有様な今日このごろです。
薄氷に似た朧月もいるのですがまた別件で紹介したいと思います。
8月18日 薄氷が徒長したので植え替え
気がついたら薄氷がえらく徒長していました。
このままでは元に戻らないため、植え替えと同時に切り詰めてみました。
徒長した薄氷
購入時とはえらく変わってしまった薄氷、徒長しまくりです。
こんなに徒長するんですね。別の植物みたいになってしまいました。
上の写真は先端部を切り離してしばらく時間が経っています。
節から3カ所ほど小さな子株が出てきています。かわいいですけど、このまましばらく育てて頃合いを見計らって別の鉢に植え替えですね。
先端部は別の鉢に移植
この上に先端部が着いていたんですけど切り離して別の鉢に植え替えました。
なんとなく元の姿に戻ったような感じですが、単に切り詰めただけですので勝負はこれからですね。
鉢はいつものダイソー製陶器鉢、土はサボテン・多肉植物の土といつもと同じようにしてあります。
植え替えて一月ぐらい経っているので、一応根付いてはいるようです。
植え替え手順
植え替えは手順というほどのことはなく切り離して土に差し込むだけですが一応覚え書きまでに。
- 徒長してしまった薄氷の先端から3〜4節のところで切り離します。切り口が潰れないように、はさみよりよく切れるカッターの方が良いかもしれません。(カッターの刃はよく消毒して下さい)
- 一番下の葉を取り除き、切り口を整えます。スパッときれいに切れている方が良いと思います。潰れてしまったように切り口がぐちゃぐちゃだと腐りやすい気がします。
- 鉢にサボテン・多肉植物の土を上から1センチ位まで入れておきます。
- 切り取ってきれいに整理した薄氷を土にゆっくりと差し込みます。ピンセットを使うとうまくいくかもしれません。無理にやると潰れてしまいますので、あくまでそ〜っと丁寧に扱って下さい。基本に充実ならここで切り口が乾くまで1週間ほど養生させるのでしょうけど、乾いた土に植えれば一緒じゃんということで無視します。こんな適当な方法でもほとんど失敗したことがありません。
- このときは水やりは控えます。1週間〜10日ほど経った頃に水をしっかりと与えます。
今後もこの容姿を保ったまま成長してくれれば良いのですが環境を変えないとまた徒長してしまうかもしれません。日当たりが悪いのかなと思っているのですが、どうなんでしょうかね?
今は真夏なので直射日光は厳禁だし、ほどほどの光というのがなかなか難しいです。
とりあえず今のところは枯れてしまうような兆候は見当たらないのでそれだけが救いです。
なんで薄氷は徒長するの?
ということで、薄氷に限らず多肉植物が徒長する原因等のを調べてみました。
多肉植物が徒長してしまう原因は3つほどあるようです。
- 日光の不足
- 水のあげすぎ
- 肥料のあげすぎ
水は1月に1回程度だし肥料も液体肥料をごく薄くして水やりと共にあげるくらいだし、この2つが原因だとも思えないんですが、よくわからん。
とにかく日光(遮光シートを使って光を弱くしてから)によく当てて、肥料あげるのやめようかなと思います。
これで様子見ですね。
朧月のDNAを受け継いでいる薄氷、伸びすぎるよ!
このグラプトベリア 薄氷ですが、別名が姫朧月、銀紅蓮ともいうらしい。どうやら朧月の性質を受け継いでいるらしく幹立ちしやすいのではないかと推察しています。
朧月って強靱な生命力で、取れてしまった葉を土の上に転がしておくだけで成長していってしまうといった多肉植物です。幹立ちもしやすくというか気がついたら幹立ちしていたといった感じなので、この性質を受け継いだ薄氷も幹立ちしやすい多肉植物であることは容易に理解できます。
薄氷は徒長する場合もあるのでしょうが、幹立ちしやすいと考えた方が良さそうです。
※個人的な見解です。
※情報元:カクト・ロコ「薄氷」
蒸し暑いからなのか腐ってしまう多肉がちらほら
薄氷とは直接関係ないけど、ここのところ雨が多く気温も高いという蒸し風呂状態の日が続いているので腐ってしまう多肉植物がいくつか出てしまいました。
ほとんどがリトープス系なんですが、気づいた時にはグチャグチャに腐っていたといった感じ。腐り始めると進行が速くてアッという間に全体が腐ってしまいます
はやくカラッと晴れてくれないですかねぇ。
2022年6月 再徒長
情けない話ですが再び徒長しました。それも盛大に…
詳しくはこちらで記事にしています。
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