ちょっと恥ずかしい話で恐縮です。
うちの多肉植物がいくつか惜しげもなく徒長しています。
主にエケベリア系なんですが…徒長しやすいのでしょうか???
多肉植物こんなに徒長するのか???
恥ずかしいけど、バカバカしいほどに徒長している多肉達を紹介します。
何でこうなるの??の世界です。(^_^;)
すべての多肉に共通ですが、別に日陰に置きっぱなしにしたわけでもなく春から初夏の日差しを惜しげも無く与えていたのに徒長ですよ。
育ててもらってるという恩を知らないというか何というか言葉が出ません(-_-;)
また徒長したグラプトベリア属・薄氷
以前にも記事になってるグラプトベリア・薄氷ですが、再度盛大に徒長してしまいました。
画像左が斜め上から、右が真横から見た徒長した薄氷です。
どうです、葉と葉の間隔が開いていて見事に徒長しているでしょう。
いくつか子株も見えますが同じように徒長しているようですね。(゚Д゚)
ホントに多肉か?徒長したエケベリア属・みどり牡丹
このみどり牡丹は初登場です。
購入してから半年くらい経っているはずですが、こちらも見事に徒長してしまいました。
このみどり牡丹、薄氷をしのぐ勢いで徒長しています。すごいですね。
こちらは春先(3月頃)は全く徒長などしていなかったんですけどね、あっという間にこの徒長祭りですわ。
元気そうなのは間違いなさそうなのですが、元気良く徒長とはね、勘弁して欲しいです。(゚Д゚)
みどり牡丹はもう一鉢あって同じように盛大な徒長を見せています。
両方とも同じように徒長しているので「何か共通した原因」があるんだろうとは思うのですが…思いつきません。
グラプトペタルム属・だるま秋麗も徒長した
このだるま秋麗も春先までは絶好調で徒長など全くしていませんでした。
それがあれよあれよという間にこの徒長祭り状態ですわ。
丸っこい葉がかわいいだるま秋麗もこんなに徒長してしまうと言葉もありません。
子株も顔を出していますが徒長しています。(^_^;)
セデベリア属レディシアも盛大に徒長
レディシアも遠慮無く徒長して初登場です。
このレディシアは成長が早いのでその分徒長しやすいようなのですがこいつも見事な徒長祭りです。
子株も複数出てきていますが、どれも徒長しているようでヤレヤレですわ。
締まって成長してくれるとこのレディシアはキレイなんですけどね。
セダム属オウレイ(黄麗)はいつも徒長していた
いつ購入したのか謎のセダム属オウレイですが徒長した姿で初登場となります。
たぶんダイソーで購入したオウレイで間違いないと思うのですが誤りかもしれません。
このオウレイは最近徒長したわけではなく、記憶をたどると「いつも徒長していた」感じです。
要するに放置状態だったと言うことで、管理が行き届いていない証拠ですわ。(^_^;)
これは徒長と言っても先端から3段くらい葉を残してチョッキン。
別の鉢に植えれば元の姿になるんでは無いかと淡い期待を持っています。
なぜ徒長したのか原因を考えてみたけど…わからん!
一般的に「徒長」と言えば「日光不足」が定番なんですが、4月〜5月にかけて晴れた日は日光にバンバン当ててたのでそうとも思えないんですよね。
徒長の原因として考えられるのは、日照不足・水のやり過ぎ・栄養過多・栄養不足の4つがよくいわれるのですが、日照不足はまず考えられないし、水やりも多くて1週間に1度やるかどうかといったところなのでこれまた可能性は低いように思えます。
ふと気がついたのだが、徒長した多肉達はオウレイを除いて皆花芽を付けていました。花芽が生長するのを追いかけるように徒長していったようにも見受けられます。
下の画像はエケベリア・ドントですが、同じように薄氷やだるま秋麗も花を付けていたんですね。
植物にとって花を咲かせるのは大変な重労働でエネルギーを必要とするらしい。ということは、エネルギーの元となる物、栄養が不足していたのではないかと妄想しています。
人によっては花芽が出てきたら取り去ってしまうことも多いようですが、せっかく出てきた花だから咲かせてあげようと思ってそのままにしておいたのがいけなかったのでしょうか?
情けが仇になったと言うこと???
来年は花芽をとってしまって様子を見ようかなぁ。
みどり牡丹は2株あるので、花芽のある・なしで実験でもしてみるか。
徒長させない育て方
徒長させまくったやつが言うのもなんですが覚え書きとして…。
日光に十分当てる
徒長させないためにはまず日光にしっかり当てることです。
日光といっても日本の真夏の直射日光は強すぎるので50%遮光するか明るい日陰などで調整してあげます。
多肉植物の姿勢を保つには少なくとも1日4〜5時間の日光浴が必要なようです。
水やりはほどほどに
育てている多肉植物の品種や季節を考慮して最適な量をあげるようにします。
多肉植物の状態や日光の量などバランスを見て水やりの量を加減します。
徒長だけでなく根腐れの可能性なども含めて考えると常に乾燥気味な状態にしておく方が安心かなと思うのですが、土がカラカラに乾いているとつい水やりしたくなるんですよね。
肥料はごく少量
多肉植物の場合肥料は必要ないとよく聞きますが、それでも肥料をあげたい場合は植え替えの時に緩効性の肥料(マグァンプなど)を少量土に混ぜるか、液体肥料を規定の濃度の更に倍に薄くしてあげるようにします。
肥料を与えすぎると肥料焼けを起こしたりする場合がありかえって多肉植物の害になってしまいます。
あくまで肥料は最低限でほどほどに与えるということです。
参考:鯨の多肉園[多肉植物の専門通販・多肉植物の情報サイト]
高温が徒長の原因かも
今年の夏は異常な暑さで人間でも熱中症になってしまうほどですね。
この暑さ・高温にさらされることでエケベリアたちが徒長してしまうのではないかという記述を見つけました。
考えてみれば、夏の直射日光下では一体何度になっていることやら、そうでなくても気温33℃・34℃が続いているのですから徒長の原因になる事もありえますね。
徒長したエケベリアたちが同じ時期に同じように徒長してしまっているので何か共通の原因があるのだろうとは思っていたのですが「高温」とは…。
夏に日光も充分で風通しも抜群なのにヒョロヒョロと伸びてきてしまうことがあります。そうであれば高温(温度の高すぎ)を疑いましょう。どのぐらいの温度で徒長するかは種類にもよりますが、例えばセダムやグラプトペタルム属など徒長しやすい種類は、日陰でも32℃以上ある場合、徒長が起こる可能性が高くなります。
温度が高すぎで徒長している場合、無理に直射日光に当てても、葉が焦げるだけでほとんど無意味です。その場合は可能なら室内の冷房の効いたところに昼のみ退避させるという方法しか、対策方法はありません。
参照:~多肉ちゃんこんにちは~多肉植物の育て方サイト
徒長した多肉は仕立て直しで対処
どうしようというのは処分ではなくて「徒長を直すにはどうしたらよいか?」ということ。
多肉植物は一度徒長してしまうと元には戻らないので仕立て直すしかありません。
多肉植物の仕立て直しには「胴切り」や「葉差し」などの方法がありますが、今すぐにはできません。
徒長した多肉達を秋まで、水やり最小、日光に十分当てて締めて育ててから胴切りで仕立て直しになりますね。
まず成長させながら暑すぎる夏を乗り切るのが先かな。
胴切り実行の時は追記します。
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