コロナ騒動でリモートワークでのオンライン会議や電話での会話などに手軽に利用できる「Bluetoothハンズフリーイヤホン」をダイソーで見つけました。
利用シーンが比較的制限されてしまう製品のため、はじめから高額なものを購入することをためらっている方もおられるかもしれませんが、このダイソー「高音質ワイヤレス片耳イヤホン」は330円(税込)というお手頃価格。
- リモートワークに必要な品としてちょっと試してみたい
- 必要性は感じるがはじめから高価なものは購入しづらい
などの方にはちょうどいい製品でしょう。
この低価格のハンズフリーイヤホンが果たして使い物になるのか、レビューしてみます。
ダイソー「高音質ワイヤレス片耳イヤホン」
このワイヤレスイヤホンはBluetoothで接続する片耳用ハンズフリーイヤフォンです。
パッケージ
購入価格は330円(税込)という低価格。さすがはダイソーといったところ。
製造は安心と信頼の中国製。
内容物
パッケージの中には以下の4点が入っていました。残念ながら交換用のイヤーパッドは入っていませんでした。
またイヤーパッドのサイズは1種類のみとなっています。
- ワイヤレスイヤホン本体
- マイクロUSBケーブル(約30cm・充電用)
- 着脱可能なイヤーフック
- 取扱説明書
本体・寸法と重量
本体はABS樹脂製で色はホワイト・ブラックの2種、イヤパッドはシリコーンゴムでできています。
全体の作りも粗雑さはあまり感じられず、330円以上の価値はありそうです。
ワイヤレスイヤホン本体はとても小さくて軽くできており、上部にマルチ機能ボタン(丸いやつ)が配置されています。
寸法は実測で、35ミリ×12ミリ、厚さ27ミリ(イヤーパッド含む)重量は約6gと、この手のワイヤレスイヤホンとしては非常に小型で軽くできています。
もちろん技適表示もキチンとされています。
スペック
型番 | E-BT_ME1 |
---|---|
バッテリー | リチウムポリマー電池 |
バッテリー容量 | 55 mAh |
対応周波数 | 不明 |
連続待機時間 | 約100 時間 |
連続通話 | 約 3時間 |
通信距離 | 約 10 M |
材質 | ABS樹脂 イヤーパッド:シリコンゴム |
充電してみる
付属のUSBケーブルで充電してみました。
充電ケーブルを差し込み充電状態の時は本体の赤色LEDが光ります。
満充電になるとLEDが赤から青にかわり充電完了を知らせてくれます。10秒後に青色LEDが消灯し充電完了となります。
ただし、充電中は使用不能になるようで、ワイヤレスイヤホンの電源がOFFになりBluetooth接続も切れてしまいました。
ペアリング
ペアリングは一般のBluetooth機器と同じです。
詳しくは「ダイソー Bluetoothマウスのペアリング設定」を参照下さい。
ペアリングの手順は同じですので迷わず設定できると思います。
この「高音質ワイヤレス片耳イヤホン」のBluetooth上の名称は「BTMEL」となっていますので、それとペアリングすることになります。
操作ボタン
イヤホン本体が小さすぎるためか音量ボタンはついておらず、マルチ機能ボタンが1つ付いています。
このマルチ機能ボタンを押す回数と長さで操作できるようになっています。
音楽操作 | |
---|---|
マルチ機能ボタン | |
1回タップ | 再生 / 一時停止 |
次の曲 | 2秒間長押し |
3秒間長押し | 電源オン/オフ |
通話 | |
1回タップ | 通話/電話を切る |
2回タップ | リダイヤル |
2秒間長押し | 通話拒否 |
性能を試す
通話距離
スマホ(UMIDIGI a9PRO)とペアリングして音楽を聴きながら距離を徐々にとってみました。
受信状態は良好で音の途切れもなく快適でしたが、5m程離れると音が途切れるようになりました。仕様上は10mとありますが,ちょっと無理かなといった感じです。
もっともUMIDIGI a9PROはBluetoothのバージョンが4.0なので、Bluetooth5.0対応のスマホであれば異なった結果が得られるかもしれません。
ちなみにHackintoshに取り付けたUSBドングルのBluetoothレシーバーとでは距離1mでも音がブツブツ途切れて実用にならない状態でした。(こちらもBluetoothのバージョンは4.0)
相性があるのかもしれません。
音質
このレシーバーの受信音ですが、以外とフラットに聞こえる音で好みもあるでしょうが通話には十分な音質です。
また、音楽を聴いても高音質とは遠く及びませんが、ドンドンシャリシャリでもなく薄っぺらい感じはするもののなんとか聞いていられる音質でした。
動作時間
この小ささで満充電から連続待機時間100時間、連続通話時間3時間は立派なものではないでしょうか。
以前購入した同タイプのワイヤレスイヤホン(ダイソーではありません)では連続通話時間が1時間未満で(ということは音楽の視聴も1時間未満)と短く非実用的だったのと比べると技術の進歩による低消費電力化がうかがえます。
操作性
マルチ機能ボタンが1個しかないので快適な操作性は望むべくもありませんが、ボタンが固く押すのにかなり力がいるため2回のタップなど非常にやりずらく感じました。
ボタンをポン・ポンと押すのではなく、ガッツン・ガッツンと押しつける感じと言ったらわかりやすいでしょうか。もう少し軽いスイッチだと操作しやすいのですが。
着け心地
シリコンゴムの柔軟性のおかげなのか着け心地は悪くはないですね。
小さくて軽いので付属のイヤーフックを着けなくても歩き回るくらいでは落ちないでしょう。
まとめ
ダイソー「高音質ワイヤレス片耳イヤホン」、価格は330円(税込)でありながら普通に使える製品レベルに仕上がっているようです。最近になって推奨されているテレワークなどで取りあえず使ってみるのには最適ではないでしょうか。
コメント
こんにちは、楽しく読ませていただいております。このイヤホン、説明書へは記載がありませんが、マルチ接続対応なので非常に使い勝手が良いですよ。
PCとスマホ同時に接続できるのでweb通話とスマホ通話両方に対応できるので利便性高いです。
是非お試しください。
コメントありがとうございます。
あまり知られていないだけど便利な使い方が出来るのですね。
ピーマンはあまり突き詰めて考えるような性格ではないのでこのような貴重な情報は有難いです。
他にも気づいたことがあればコメントお願いします。