Hackintoshのお遊びネタです。
現在のMacOSが正式対応しているグラフィックスカードはAMDのRADEON系なのですが、当方で稼働中のHackintoshも、RADEON RX5500XTとRX580XTで、これらはさすがにMacOS側で正式対応しているグラフィックスカードだけあって特に不具合もなく快適動作しています。
ではでは、10年前のRADEON系GPU・HD6850を取り付けてみたらどうなるか…、お遊びでやってみました。
まともには動作しないだろうなぁと予想はしていたのですが、やっぱりまともな動作はしませんでした。
10年前のHD6850グラフィックスカード
HD6850は2010年ころ発売された製品で、価格は12,000円くらいのミドルクラスグラフィックスカードでした。ビデオメモリは1MB・GDDR5となっています。
どの程度の性能だったのかというと、Dosparaでのベンチマークによると
- HD6850=68
- RX580=376
ですから、性能は6分の1くらいといったところでしょうか。
現在のローエンドの製品とも比べ物にならないほど低性能ですが10年前だとそこそこの性能を持ったグラフィックスカードだったんです。
自慢してもしょうがないですけどね!
動作確認
本体に取り付け
動作確認だけで恒久的に使用するわけではないので本体ケースの側板は外したままでRX5500と入れ替え続行。
電源を入れてみる
お〜っと、動いたよ。あまり期待はしていませんでしたがなんとか起動してくれたみたいです。
でも正常ではない模様でハードディスクのアイコンがやけに大きい。
画面解像度を見てみると1280✕1024dotで、ビデオカードが10年前なら解像度も10年前という結果になってしまいました。
HD6850用のドライバソフトがないのですから当然といえば当然の結果で、画面表示されただけでもあっぱれといってやるべきなのでしょう。
すごいぞ、HD6850!
それでもMacOS側からはビデオカードの型番もビデオメモリの搭載量も取得できないみたいで、ディスプレイ・5MBと表示していました。
まとめ
予想外に画面表示はできる事がわかりましたが、こんな古いビデオカードを取りつけられたMacOSもおどろいていたのかもしれませんね。
現在のMacOSでもHD6850で表示はできるというだけで実用性は皆無ですので、ビデオカードを購入するなら最近の製品にしましょう。(^o^)
というわけで、お遊びネタでした。
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