今までの3Gガラケーが使えなくなるって聞いたけど本当??使い続けることできないの??
スマホより物理キーのあるガラケーが気に入っているんだけどなんとかならないの?
もし今までのガラケーが気に入っているなら、4Gに対応したガラケーを使うという方法もありますよ。ガラホとかケータイとか呼ばれている携帯電話です。
世間ではスマホを使っている人が大部分を占めているけど、やっぱりスマホは苦手という方もいますよね。
近々3Gの提供が終了するって聞いたし、使い続けられるのか不安だし、スマホに乗り換えなければいけないのかな??
でもやっぱりガラケーのままでいたいし使い続けるぞ、スマホはどうもよくわからん!!
そんな方におすすめしたいのが、3Gガラケーから4Gガラケー(ケータイ)への乗り換えです。
3Gガラケーはいつまで使えるの?使い続けることはできないの?
2010年度以降にスマートフォンの普及が爆発的に進んだおかげでスマートフォンはあって当たり前の存在、もっと言うと生活の一部、これがないと生きていけないとまでいわれるなくてはならない生活必需品となっています。
このような状況を反映してか、ガラケー全盛の時代に使われていた3G(第3世代通信規格)のW-CDMAやcdma2000などがついに停波つまりサービス終了を迎えることになりました。
シェアの激減したガラケー向け3Gサービスが経営的にも重荷になっているのかもしれませんね
3Gのサービス終了ということになると、3G規格で通信していたガラケーは使えなくなってしまいます。
肝心なのは各キャリアで3Gガラケーのサービスがいつまで使えるのか、使い続けられるのかと言うこと。
各キャリアの3Gサービス停波のスケジュール
3大キャリア(Docomo・au・SofuBank)の3G停波スケジュールは以下のようになっています。
- ドコモ=2026年3月31日
- au=2022年3月末
- ソフトバンク=2024年1月下旬
早いスケジュールのauだとあと1年ほど、長いDocomoでも5年ほどで3G終了となってしまいます。各社とも3G規格の通信システムの維持が負担になってきているであろうことを考えると、この予定より早まることはあっても延期となる事はまずないでしょう。つまりガラケーを使い続けることはできないと言うこと。
でも、やっぱり
- ガラケーの方がいい
- 物理キーがないと不安
- 5Gなんか関係ない、通話ができればよい
といったライトなユーザーは多いのではないでしょうかね?
そういった思いとは裏腹にガラケーは永久に使えなくなってしまうのでしょうか。
いいえ、そうではありません。逃げ道はあるものです。
3G停波以降もガラケーを使い続ける方法
そうはいっても、今までの3Gガラケーをそのまま使えるというわけではありません。3G通信が終了してしまうのですからそれはあり得ませんよね。ではどうするのかというと…
今主流の4G規格に対応したガラケーに乗り換えるという方法です。
4Gガラケーって何?
4G(LTE)に対応したガラケーは、3Gガラケーのように各メーカーの独自開発したOSではなく、スマホと同じくGoogle が開発しているandroidOSをベースにして動作します。つまり、4Gガラケーの中身はスマホとほぼ同じだと言うことになります。そのため、スマホで使えているLINEや一部のアプリが利用可能になっているのが特徴です。
ガラケーの機能とスマホの機能を兼ね備えていることから、ガラケーとスマホを足して割ったような「ガラホ」「androidケータイ」などと呼ばれたりしています。
ただし、各携帯会社は4Gガラケーに対応したプランや端末とスマホとを明確に区別するために「ケータイ」と表現しているようです。
3Gガラケーと4Gガラケーの違いをまとめておきます。
4Gガラケーの選び方
残念ながら4Gガラケー(ケータイ)は種類が少ないのが現状です。
日本の家電メーカーもガラケーどころかスマホの生産からも撤退している現状では新機種のリリースはほぼ期待できない状態です。
ただ、ガラホにもガラケーの特徴を引き継いだ良いところ
- バッテリーの持ちがよい
- お財布ケータイにも対応している
- ワンセグテレビが見られる
- 物理キーを採用している
などなど利点も多いので、選択肢は少ないですが現在発売されている機種の中から気に入った機種を選べば良いでしょう。ガラホがいつまでも使えるかもしれませんよ。
また、新しい機種は30,000円前後と意外と値が張ります。少しでも安く上げたい場合は、2〜3年前に発売された機種でも機能に遜色はありませんのでUSED(中古)を購入するのも有りでしょう。
コスパが良いのが取り柄ですね。
LINEの対応は要確認
LINEを使いたいと考えている方は4Gガラケーを選ぶときによくよく考慮する必要があります。
というのもLINEが使える4Gガラケーは減少傾向にあるからです。
出典:特選街WEB
上の表からドコモとソフトバンクの新しい4GガラケーではLINEは使えない(✕)ですね。
残りの機種は▲で一応使えるものの、LINEを立ち上げていなくてもお知らせが来る「PUSH通知機能」が2020年3月末で終了してしまっているので4GガラケーでのLINEの使い勝手は悪くなるばかりです。
もし、あなたがLINEの使用を重視しているならばいさぎよくスマホに移行することをオススメします。
通信会社の選び方
現在は格安スマホも選択肢に入りますがあまりおすすめできません。通話の国内かけ放題サービスも格安SIMは充実しているとはいえません。
また、格安SIMではキャリアメールが使えません。4Gガラケーを1台目として使用するのであればキャリアメールは3Gガラケーの時のものを継続して使いたいですよね。
であるならば、3Gから引き継ぐ形で同じキャリアで4Gガラケーへ移行するのがもっとも無難です。
更に3大キャリアですと
- 家族間通話が無料
- ショップが充実している
など、サービスも充実しているし何かわからないことがあったときでもショップの店員さんに気軽に相談できるのも便利です。
ショップはスマホを勧めてくる
ガラケーつながりで乗り換えのお客としてショップに行き4Gガラケー(ケータイ)を選ぼうとしてもショップ側はスマホを強力に推してくることが予想されます。ガラケーからスマホへの乗り換えキャンペーンなども行っているところもありスマホを売りたがっているのが実情です。
そんな雰囲気に流されないように、4Gガラケー(ケータイ)へ乗り換えるときは強い強固な意志を持って挑みましょう。敵は手強いぞ!ウッカリするとあなたの手にスマホが握られているかもしれません。(^_^)
4Gガラケー(ケータイ)の料金プランの選び方
3大キャリア(Docomo・au・SoftBank)のケータイ料金は以下のようになっています。
Docomoのケータイ料金プラン
- 2年縛りで月額1,320円(税込み)、途中解約すると1,100円の解約違約金がかかります。
- 定期契約なしの場合は月額1,507円と定期契約より187円高くなります。
- データ通信は100MBまで、容量からメール用と考えればよいでしょう。
- 家族への通話は無料、それ意外へは30秒/20円となります。
- かけ放題はオプションとなり月額1,870円
5分通話無料オプションは月額770円となります。5分を超えると30秒/22円の別途料金が加算されます。
出典:docomoケータイ料金プラン
auのケータイ料金プラン
auはケータイ向けの料金プランが充実しています。
- ケータイシンプルプラン
auのいちおしプランはケータイシンプルプラン。内容的にはdocomoとほぼ同じです。
- ケータイカケホプラン
データ通信1GBで2年縛り2,980円、24時間国内通話かけ放題サービスが標準装備となっています。メールだけでなくインターネット閲覧もできますが、内容に比べて価格がちょっと高いのがネックかもしれません。
- VKプランS(N)・VKプランM(N)・VKプランN(N)
昔のガラケーの料金体系にこだわったプラン。
無料通話がついていて、従来のパケット、データ定額サービスがついています。しかし、あまりこだわりがないのでしたら、先に出てきたケータイシンプルプラン・ケータイカケホプランを選択したほうが料金的にはお得でしょう。
出典:au製品別の料金プラン
ソフトバンクのケータイ料金プラン
ソフトバンクのケータイ料金プランの特徴は「2年縛りなし」というところです。
- ケータイ通話プラン
とにかく電話だけができれば良いという人向けのプランで月額980円
- ケータイ100MBプラン
ケータイ料金プランのイチオシがこのプラン。内容的にはdocomo・auとほぼ同じとなっています。
月額1,280円でデータ容量100MBまで使えます。メールも使うことを考えるとこのプランが最適でしょう。
- ケータイ1GBプラン
メールだけでなくインターナットも楽しみたいという方には最適なのがこのプラン。月額2,480円。
※全プランとも家族間通話無料、通常の通話料金30秒/20円となります。
出典:SoftBankケータイ 料金プラン
スマホの料金も劇的に下がってきた
今まで高い高いと言われていたスマホの通信料金ですが、菅政権の後押しもあり(無理強いかもしれませんが)通信会社各社もスマホの料金というか新しいお得感のある料金プランを発売しています。
データ使用量によってもお得な料金体系が変わってきますので詳しくはカカクコムなどで調べてみて下さい。
以前より大幅に通信料金が下がってきていますので、4Gガラケー一択よりも総合的に考えてスマホも視野に入れた方が良い結果を生む場合もあるでしょう。
ちなみにピーマンの場合、IIJmioのギガプラン使用でスマホ3台で月額料金3800円くらいで収まっています。あまりデータ通信も使わないし通話が主なので最低限の料金体系で済んでいます。
楽天モバイルですと、契約するだけではなんと0円、楽天アプリ使用で通話も無料ですから、4Gガラケーよりも経済的かもしれません。といっても楽天アプリを使ってと言うところがメンドウクサイのですけどね。
まとめ
ケータイの料金体系もスマホの料金体系と同じになってきています。
複数ある料金プランですが、電話とメールができれば良いという使い方であれば100MBプランが各社ともおすすめのプランとなりますね。頻繁にケータイを使うわけでもインターネットを閲覧するわけでもないという方には1GBプランは必要ないでしょう。料金も上がりますからね、もったいないです。
ケータイにはスマホにない魅力があります。
まわりがスマホだらけだからと無理にスマホを使う必要などサラサラありません。
自信を持って4Gガラケー(ケータイ)を使ってみてください。
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