激安10.1インチ中華ダブレット「ALLDOCUBE iPlay10 pro」購入後のレビュー

激安10.1インチ中華ダブレット「ALLDOCUBE iPlay10 pro」を購入したのでその使用感などレビューしていきます。

youtubeなどの動画視聴用に使用していたLenovo YogaTabが急に壊れてしまったので交換用としてALLDOCUBE iPlay10 proに買い換えることになってしまいました。
YogaTabは気に入っていたのでちょっと残念です。

中国製のIT機器(ワイヤレスイヤホンスマホスマートウォッチなどなど)はいろいろと購入していますが、最近は価格の割に性能の良い製品が増えてきているようですね。

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激安10インチタブレットを物色すると…ALLDOCUBE iPlay10 pro?

予算を抑えて最高のものということで、色々と探してみた結果、いろいろと良さそうなものがありましたが、電話機能などはいらないので ALLDOCUBE iPlay10 pro が良さそうと言う事になりました。

10インチダブレットで価格が12,000円程度ですから廉価版に入るのですが、使用目的が動画の視聴ですのでこれで十分でしょう。検討してみたのは以下の3機種はすべて中華タブレットです。価格で選ぶとやはり中国製になってしまいますよね。

ALLDOCUBE iPlay10 proの購入はお決まりのアマゾン

amazon、楽天、ヤフーショッピングと比べてみたのですが、やはりamazonが一番お安かったのでこちらで購入。

12,900円でした。

ちなみに、ヤフーショッピングだと16,894円、楽天だと18,980円と、アマゾンと比べるとちょっとお高めですね。(12月11日現在)

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ALLDOCUBE 正しい読み方

ALLDOCUBE、どう読むんだと悩まれる方もいるでしょうが実は私もそうでした。
数年前まではほとんど聞かなかったメーカー名でしたが最近のし上がってきたようです。
肝心の読み方ですが「オールドキューブ」が正しいそうですよ。
この名称にどういった意味が込められているのかまではわかりません。

ALLDOCUBE 中国の家電メーカーでした

ALLDOCUBEは中国の深圳市にある深圳市欧度利方科技有限公司が商標を保有し、ALLDOCUBEの商品の販売をしています。
電機メーカーとしてタブレットだけでなくWindows ノートパソコンも各種販売しています。
ALLDOCUBEの企業活動は11年に及び、この業界の中では古株だそうです。
日本ではあまり見かけませんけどね。

ALLDOCUBE iPlay10 pro この価格でこの仕様

ALLDOCUBE iPlay 10proの主な仕様は以下の通り、廉価な割にはまあまあといったところでしょうか。

MODEL

Alldocube iPlay10 Pro

OS

Android 9.0

ディスプレイ

10.1インチ WUXGA 1200×1920 IPS  10点マルチタッチ

SoC

MediaTek MT8163
4コアCPU ARM Cortex-A53@1.5GHz
ARM Mali-T720 GPU

メモリ

3GB RAM + 32GB ROM

外部メモリ

TFカードスロット(最大128GB)

カメラ

リア5MP フロント2MP

オーディオ

デュアルスピーカー  マイク

Wi-Fi

802.11 a/b/g/n 2.4GHz/5GHz

Bluetooth

Ver 4.0

GPS

対応

バッテリー

3.7V/6600mAh 24.42Wh

充電

5V/2A DCポート

USB

Micro USB 2.0 OTGサポート

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alldocube-iplay10-pro

alldocube-iplay10-pro

1万円+αの低価格で、DualBandWi-Fi1920×1200 IPS液晶、RAM3G、などなど充実した内容となっています。
今回は使用目的が動画視聴ですので使用上の支障はなさそうです。
欲を言えばWi-Fiac対応ならなお良かったんですけどね。

OS

OSは最新のAndroid9.0であるのがうれしいですね。
実用上はandroid5でも6でも支障は感じないのですが、やはり新しい方が良いですからね。

CPU

CPUはMT8163を使用しています。Quad (4)コア・1.5Ghzと廉価版のCPUです。
このMT8163のantutuスコアは4万点台のようで、通常使用には問題ないでしょう

ALLDOCUBE iplay10 pro のantutuベンチマーク

試しにAntutuやってみました。下がそのスコアです。5万点を超えて54078点とでました。

antutuベンチマーク結果

antutuベンチマーク結果、5万点を超えてました。

グラフィックス

ALLDOCUBE iPlay10 proはグラフィックスを担うGPUの3D性能も高いとはいえないのでゲームをビシバシやるにはかなりキビシイでしょう。やはりゲームを快適にプレイするにはある程度性能の高い3Dスペックがないと難しいですね。
実際使ってみると、軽いパズルゲームとかなら何の支障もなく動きます。

メモリ&ストレージ

RAMは3GB ストレージは32Gbyteで、廉価版にしては十分な容量です。
ストレージはマイクロSDカード(MAX 128Gbyte)を使用することで増量することができますので不足することはないのではと思います。

ディスプレイ

IPS液晶ディズプレイ、解像度1920×1200と十分に高解像度です。
実際綺麗に表示してくれますし、視野角も十分に広いです。

小さい画数の多い感じでもつぶれる事無くしっかり表示しています。

小さい画数の多い漢字でもつぶれる事なくしっかり表示しています。

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ALLDOCUBE iPlay 10proの外観とコネクタ類

普通のタブレットです。可もなく不可もなく必要な物は全て揃っています。

Alldocube Cube iPlay10 Pro外観

Alldocube Cube iPlay10 Pro外観

面白いのは、最近ではあまり見かけなくなったDC入力が付いているところ。
マイクロUSB端子から充電するのが一般的ですが、DC入力から充電すればマイクロUSB端子は別のこと(あまりやらないかもしれませんが外付けHDDをつなぐとか)に使えますから便利なことは間違いありません。
ただし、DC入力端子はあってもそれ用のACアダプターは付属していませんのでご注意を。
ちなみに、手元に昔使っていたタブレットのACアダプタ(5V2000mA)があったので使ってみたところ、きちんと充電できました。接続プラグの形状さえ合えば使う価値ありかもです。
マイクロUSB端子は華奢ですぐ壊れたり接続不良をおこしますから、充電専用のDC入力があるのはありがたいです。

DC入力から充電しているところ

DC入力から充電しているところ。左にある穴はイヤホンジャック。

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マイクロSDカードスロット・マイクロHDMI端子はカバーの内側にあり

マイクロSDカードスロット・マイクロHDMIも付いていますが上部のカバーをはずさないと使えません。

内側に隠れているのでわかりづらいです。

カバーをはずす

凹みに爪を引っかけてプラスティックでできたカバーをはずします。

カバーをはずすとMicroHDMIが使用できます。

マイクロHDMIを頻繁に使う方にとっては面倒かもしれません。
メーカーとしては「デザイン性を優先した」そうなのですが、使い勝手を考えると賛否両論に別れるところでしょう。
ビデオ出力に対応しているのでテレビなど大画面のディスプレイに映すこともできます。ただし、microHDMIゲーブルは別途用意しなければなりません。
変換ケーブル類は値がはることが多いのですが、Amazonでは310円で販売しています。必要な場合はこちらを購入するとよいでしょう。

オーディオ出力はステレオではない?!

あと、オーディオ出力ですが、Dual Independent Stereo Souekers Design とうたっているのでステレオ出力かと思うのも無理ありませんが、ステレオではないようです。最後にあるDesignの一語がくせ者で、2個の独立したスピーカーという意味のようですよ。仕様書にもステレオとは書いてありません

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ALLDOCUBE iPlay 10pro使ってみての良い所・悪いところ

とりあえずの良い所

1. 価格を考えると豪華な仕様

なんといっても低価格、その割には仕様が豪華ですね。

廉価版のタブレットですが、ガチにゲームをやるとかでなければ動作のもっさり感もなく
通常の動画視聴ではほぼ問題なく使えます
youtubeやGYAOなども画面がカク付くこともなくスムーズに表示されます。

2. DualBand wifi

ACには未対応ですが、wifiも2.4Ghz・5Ghzの2バンドに対応しています。

3. 画面表示はキレイ

腐ってもIPS液晶、表示は明るくキレイで高精細、発色も違和感のないものです。視野角も広いです。

4. Google PLAYストア対応

当然ですが、Google PLAYストにもちゃんと対応しています。

あまり良くないところ

全体的には良くできていると思うのですが、それでも納得できない部分がとりあえず3個所ほどあります。

1. 音質が堅い

音に関していえば個人の好き嫌いに左右される部分ではありますが、それにしても堅い音なんですよね。耳に突き刺さるようなといえば良いのか何というか、長時間聞いていると鼓膜に穴が空きそう。とげとげしい音なんですよね。

タブレットもスマホもスペースの関係でスピーカーがとても小さいので、元々あまり音質は期待はできないのでしょうが、それにしてもと思ってしまいます。
仕方がないので、ダイソーのBluetoothスピーカーを使用してしのいでいます。

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2.Wifiが不安定になる事がある

この手のタブレットはWifiが動かなければただのゴミといってもいい位の重要な機能なのですが、これが動かないことがままあるんですね。

どういった場合に不安定になるかというと

  • スリープ状態から復帰してもWifiだけが復帰しない
  • 突然接続が切れることがある

再起動すればなおるのですが、スリープから復帰させるたびに再起動というのも面倒で仕方がありません。

はじめは当方のWifi環境のせいかとも思ったのですが、ノートパソコンなど他の機器類では特に異常は認められないので、このALLDOCUBE iPlay10 proの不具合なのかなとは思います。
個体差(ハズレ個体?)かもしれませし、快適にお使いの方もおられるでしょうからこの機種がこうだとは断定できません。

検索してみても同じような不具合を記載したサイトも見受けられませんので、やはりこの個体特有の現象なのでしょうか。

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3. カメラ機能はダメダメ

ダブレット一般の傾向として、カメラ機能はとりあえずキレイめに写るといった感じのケースが多いのですが、このiPlay10 Proもご多分にもれず、まぁ写りますね…程度だと考えておかないとガッカリするでしょう。
フォーカスが甘いことからしてイケマセンです。オートフォーカスの動きも鈍いし…。

10proで撮影したサンプル画像

右が10proで撮影したサンプル画像。このボケッとした感じはなんだろう?

上の画像、左はUMIDIGI Z2(中華スマホ)で撮影、右がiPLAY 10proで撮影した画像。差は歴然ですね。
両方とも特に補正などはしておらず、撮影したままの画像です。UMIDIGI Z2はくっきりと文字が写っていますが、
10proのボケボケな感じはどうやっても改善しませんでした。
色味もちょっと??ですしなんなんだろ??
やはり個体差なのでしょうか???

iPLAY 10pro あまりおすすめの機種にはできないかも

ALLDOCUBE iPlay10 proは価格からすればよくできていると思えるのですが、なにしろWifiの件があるのであまりオススメできる機種とも思えません

10.1インチのタブレットは減少気味だと聞きますが今のところ他にも選択肢は沢山ありますからね。
廉価版タブレットとして無理してALLDOCUBE iPlay10 proを選ぶ理由もなさそうです。

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まとめ

激安の中華タブレットALLDOCUBE iPlay10 proの感想・レビューでした。
価格の安さでいえば中華製タブレットが真っ先に選択肢に上がるのが現状です。コスパにも優れていて「この価格でこの性能!」など優れた製品も多いのですが、反面ツメが甘いというか品質が不安定というか、イマイチ感があるのも気になるところです。

とはいっても1万円+αでそれなりの性能の10インチタブレットが買えてしまうなんて良い時代になったといえるのでしょうね。

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