バルミューダフォン、カメラがひどすぎて大炎上しているらしい件

バルミューダフォン、最近色色と炎上ネタを提供していくれているスマートフォンですね。
このバルミューダフォンに搭載されているカメラに「料理モード」なるものがあるそうですが、その料理モードの写真の映り方がひどいと炎上中のようです。使えねぇ!ひどいカメラだと…。

このバルミューダフォンなるスマートフォン

  • デザインがダサい
  • 価格がバカ高い
  • 性能が中途半端

などと散々に酷評されているみたいですが実際はどうなんですかね。

スポンサーリンク

バルミューダフォンのカメラ

このバルミューダフォン、10万円の価格でありながらカメラは今時珍しい4800万画素のシングルカメラ。

このカメラに料理モードが設定されているのですが、その写りがなんともひどいらしい。
ちなみに料理モードの他に人物、夜景、ムービーモードも搭載されています。

料理が青っぽく写る「料理モード」

人間にとって青く見える料理は「毒」を連想させると以前聞いたことがあるのですが記憶違いかな?

食欲を減退させる色

一般的に、「」は食欲を減退させる色といわれていますが、なぜでしょうか? それは、 自然の食材の中に「」は存在しない ためといわれています。 青い魚も、うろこなどはですが、肉は白やピンク色です。 また、に近いとされる茄子やブルーベリーも、少し赤みを帯びた紫色です。参考:色彩の心理学

料理モードで料理が青っぽく写ってしまう…これはカメラの解像度が〜とかオートフォーカスが〜とか以前の問題で、食欲が減退しまくりですな。
ダイエットをしている人なら一度このカメラで料理を写して見てから食べると食欲が減退して食べ過ぎなくなるんじゃね。
そう、ダイエットカメラと呼んであげよう。

その「料理モード」の写りはというと、

見ていただければわかるように、全体的に青が薄く乗ってしまっている感じで、まさに「食欲を減退させる写真」となっています。

10万円のスマホのカメラがこれかい!?

とつい悪態をつきたくなってしまうほどのトンチンカンな低性能ですな。

スポンサーリンク

カメラアプリで改善するというツイートも

どうもカメラのハードウェアが悪いと言うよりもその制御アプリがイマイチなのではないかと思われるツイートも散見されますね。

標準のカメラ撮影とカメラアプリの撮影で色合いが全然違うでしょ。もしバルミューダフォンをお持ちでカメラ性能にご不満の方は一度カメラアプリをインストールして撮影してみてはいかがでしょう。

※バルミューダフォンに対して否定的なツイートに表示制限がかかっているような感じ。
あえて修正はしないが何なんですかね。

スポンサーリンク

それにしても高額なバルミューダフォン

あれこれ話題になっているけど、性能の割には高額なスマートフォンというのは実態に合った評価だと思いますね。

下がバルミューダフォンの仕様ですが、これで10万円ちょっと、ソフトバンクからの購入では14万円ちょっととかなりの高額販売ですね。ソフトバンクの上乗せ分が多額なのにも驚きますが、これ喜んで購入する人っているんでしょうかね???

そうそう、ソフトバンクからの購入では割引を使いまくると支払額7万円程度で済むそうです。

最大通信速度※3
(下り/上り)
5G網 1.8Gbps※4/159Mbps※5
4G網 722Mbps※6/46Mbps
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ 約69×123×13.7mm/約138g
連続通話時間/
連続待受時間※7
FDD-LTE網 約1,170分/約260時間
AXGP網 -/約260時間
フルセグ/ワンセグ -/-
ディスプレー 約4.9インチ フルHD(1,920×1,080ドット)
TFT
モバイルカメラ メイン 有効画素数約4,800万画素
サブ 有効画素数約800万画素
防水/防じん IPX4/IP4X
Bluetooth® Ver. 5.2
おサイフケータイ®
外部メモリー
内蔵メモリー ROM 128GB
RAM 6GB
CPU(クロック数/チップ) オクタコア(2.3GHz+2.2GHz+1.8GHz)/Snapdragon™ 765
電池容量 2,500mAh
Wi-Fi(対応規格、周波数) IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
OS Android™ 11
eSIM
カラーバリエーション ブラック、ホワイト
製造 バルミューダ株式会社

ここまで価格が上昇した原因として、独自アプリの開発に費用が予想以上にかかったとのことですが、アプリなんて気に入ったものをGooglePlayからインストールすれば済むのでそれほど重要ではないのでは。まぁ、メーカーの開発ポリシーってのもあるとは思うのですが、酷評に繋がってしまうのはいかがなものかと…。

スポンサーリンク

電池持ちも悪いだろう

昨今は1万円程度の廉価版スマホでも容量4000mA/h程度の内蔵電池を当たり前に積んでいるのが普通ですが、このバルミューダフォンの内蔵電池は驚愕の容量2500mA/h。これだと普通に使っていてもみるみる電池残量が減っていくのではと想像します。
小さな筐体に押し込めるサイズのバッテリーが2500mA/hだったのでしょうけど、カメラがどうのこうのという前に電池の減りの早さに不満が募るのではないかな?

やっぱり電池は持たないらしい。2500mA/hじゃ当然の結果ですかね。

お試し販売もやっている

返金保証。1ヶ月間お試しできます。

期間中、バルミューダ各店舗でお買い上げのSIMフリーモデルが対象です。ぜひ、お試しください。

とのことです。返金保証だから一度支払うのね、10万円。

スポンサーリンク

誰が買うのか?バルミューダフォン

余計なお世話ですが、性能そこそこでデザインも飛び抜けているとは言いがたいしプラスチッキーで安っぽさも感じるこの高額なバルミューダフォン、どのような方が買うんですかね?
噂では、ソフトバンク経由で情弱な客層に販売を行うとかも漏れ聞こえてくるのですが、それって自殺行為じゃね?と思った次第です。

まっ、気に入った方が買えばいいだけの話で、お後が宜しいようで…。

朗報! 料理モードカメラがアップデート

散々酷評されたバルミューダフォンのポンコツ料理モードカメラでしたが、2021年12月3日にアップデータが配信されています。

BALMUDA Phoneソフトウェアアップデートのお知らせ

BALMUDA Phoneのカメラアプリ「料理モード」に、2021年12月13日、ソフトウェアアップデートを行いました。
料理のおいしい熱や香りまで感じていただける写真をお楽しみいただけます。
アップデート情報と方法について
このアップデートでおいしそうな料理がと照るようになればめでたしめでたしですが、うまくいくでしょうかね。
やっぱりカメラ性能の話を気にはしていたんだ、バルミューダ

いつの間にか事業撤退していたバルミューダフォン

事業撤退
散々な言われようで少々気の毒感すらあったバルミューダフォンですが、いつの間にかスマートフォン事業から撤退することになっていたようです。

参入と撤退の経緯

  • 2021年11月: バルミューダは、独自OSを搭載したスマートフォン「BALMUDA Phone」を発売し、スマートフォン市場に参入しました。
  • 2022年: 後継機種の開発を進めていましたが、半導体などの原材料価格の高騰や円安の影響で原価が上がり、価格設定が難しくなったため、後半から開発をストップしました。
  • 2023年5月12日: バルミューダは、スマートフォン事業から撤退することを発表しました。

撤退の理由

  • 原価の高騰と円安による価格設定の難しさ: 半導体などの原材料価格の高騰と円安の影響で、スマートフォンの原価が上がり、価格設定が難しくなりました。
  • 競争の激化: スマートフォン市場は競争が激化しており、バルミューダのような新興メーカーが参入して成功するのは難しい状況でした。
  • 販売不振: BALMUDA Phoneは、発売当初から販売が低迷していました。

バルミューダフォン販売不振の原因:価格以外にも様々な要因が複合的に影響

撤退理由に販売不振がありますが、性能に比べて高価格すぎるなどなど色々と物議を醸していましたからね、バルミューダフォン。

バルミューダフォンの販売不振は、価格以外にも様々な要因が複合的に影響したと考えられます。
主な原因は以下の5つが挙げられます。

1. 価格:

  • 高価格設定: 発売当初の価格は7万8000円と、中位モデルの性能でありながら上位機種並みの価格設定でした。
  • 値下げ: その後、販売不振を受けて値下げが行われたものの、価格競争力の高い他社製品との差別化が難しかった。

2. 機能・性能:

  • 独自OS: Androidではなく独自OS(Android 11をベースにしたBALMUDA OS)を採用したため、アプリの対応状況や使い勝手などに不安を感じるユーザーが多かった。
  • 処理性能: 発売当時の最新スペック搭載ではなかったため、高性能を求めるユーザーには魅力的ではなかった。
  • バッテリー: バッテリーが2500mA/hと容量が少なく持続時間が短いという声が多く見られた。

3. マーケティング・販売戦略:

  • ターゲット層が不明確: ターゲット層が明確ではなく、どのようなユーザーに訴求していくのか分かりにくかった。
  • 販売チャネル: ソフトバンク限定販売だったため、auやdocomoユーザーには購入機会が少なかった。
  • プロモーション: 魅力的なプロモーションやキャンペーンが少なく、消費者の購買意欲を刺激できなかった。

4. 競合製品:

  • 競合ひしめく市場: 発売当時、すでに多くの高機能・高コスパなスマートフォンが発売されており、バルミューダフォンが埋もれてしまった。
  • ブランド認知度: バルミューダは家電メーカーとして知名度があったものの、スマートフォン市場では新参参入だったため、ブランド認知度が低かった。

5. その他:

  • 発売時期: 世界的な半導体不足の影響で、発売時期が当初の予定より遅れた。
  • コロナ禍の影響: 発売時期がコロナ禍と重なり、消費者の購買意欲が全体的に低迷していた。

これらの要因が複合的に影響し、バルミューダフォンは販売不振に陥り、撤退を余儀なくされたと考えられます。

様々な要因で撤退を決めたようですが、新規参入から1年半ほどで急遽撤退決定するなど、一度始めた事業は成績が芳しくなくてもずるずる引きずる企業が多い中あっぱれな決断だとも言えます。

今後のバルミューダ

バルミューダは、スマートフォン事業から撤退しますが、家電事業や新規事業の開発に注力していくとしています。おしゃれ家電は高価ですが一定の人気はありますからね、賢明な判断なのかもしれません。

参考情報

コメント

タイトルとURLをコピーしました