PayPalをダシにしてこういったことをやられると本当に困りますね。
海外のショッピングサイトへの支払いなどでクレジットカードを使う場合はPayPal経由でやると安心なんですが、こういった詐欺メールが現れると困ったものです。
PayPal アカウントは一時的に制限されています
という件名のメールが届きました。
おくられてきたメールの文面は以下のようなものでした。
アカウントは一時的に制限されています
こんにちは ,
アカウント情報の一部の情報が
無効で未確認です。アカウントの安全性を維持するために、ガターでアクションを実行
する必要があります。 また、アカウントの特定の機能を一時的に制限しています。
現在、あなたはしません・支払いを送る
・資金を引き出すあなたは何をするべきか?
アカウントにログインし、手順に従って必要なタスクを実行しますログインする
次は何が起こる?
必要なタスクを完了したら、アカウントを安全に使用し続けることができます
この問題にご注意いただきありがとうございます。
心から
一見まともそうですけど、随所におかしな日本語が使われています。
「現在、あなたはしません」「次は何が起こる?」「心から」など、前後の文脈からみてもめちゃくちゃです。
まあ、詐欺メールの詐欺メールたるゆえんですね。
リンクをクリックするとどうなる?
いつものようにリンクをクリックしてみましょう。
リンクは中程の「ログインする」1個所のみですね。
飛び先は osbinol.com のようです。
クリックしてみたんです がいつものように赤い画面がでて先へは進めませんでした。
この先へ進むことはできるのですが、危険そうなのでやめておきました。
万一、個人情報を入力してしまった時の対処法
この手のメールはなにもせずゴミ箱行きが一番なのですが、PayPalはそうそう頻繁に使うものでもないし、中にはアカウントがあることすら忘れてしまっている方も多いのではないかと思います
そんな時、このようなメールを送りつけられると「そういえばアカウント持ってたよなぁ、パスワード忘れちゃったよ」などとあわててしまい、ついうっかりクリックしてしまうなどと言う事もあるでしょう。ブラウザブロックも完璧ではないでしょうし。
クレジットカード情報を入力してしまった
そのままにしておくと思わぬ被害にあう恐れがあります。いますぐ対策をとりましょう。
- 躊躇なく該当のクレジット会社に状況を説明し相談して下さい。
クレジット会社は同様の案件に精通しているはずですので適切な対処方法を教えてくれるはずです。 - 国民生活センター・各地の消費生活センターに相談して下さい。
メールアドレスやパスワードを入力してしまった
PeiPalに限らず、どんなサービスでもメールアドレスやパスワードを盗まれても良い等という事はありませんよね。
ご自分のアカウントを乗っ取られてしまい、ここでも思わぬ被害を受ける可能性が強いです。
このような場合は、まずパスワードを変更するべきです。それも、メールアドレスや他の情報から類推できるようなものではなく、各種サービスの許される最大の文字数で抽象的なランダムなパスワードに変更しましょう。
「パスワード 生成」でググれば、ランダムなパスワードを作ってくれるサイトが沢山ありますのでこれらを利用するのも良いでしょう。
PayPalからも「なりすまし・フィッシングメールの対処方法」として注意喚起しています。
※変更したパスワードはくれぐれも忘れないようにね。良くある失敗ですから。(´д`)
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