【レビュー】Xiaomi Mi 11 Lite 5G、軽い・薄い・使いやすいFeliCa対応SIMフリースマートフォン

Xiaomi JapanのFeliCa対応SIMフリースマートフォン「Mi 11 Lite 5G」を購入しましたのでレビューします。

おまえはUMIDIGI a9PROじゃないのか?と思われるかもしれませんが、UMIDIGI a9PROは心ならずも落下・破壊してしまったので後ろ髪を引かれながらの買い換えでした。(T_T)

この「Mi 11 Lite 5G」ですが、43,800円(実売価格はAmazonで35,000円前後)という価格からは想像できないほどの性能を有していることで発売当初は品薄になったとかならなかったとか。発売後6ヶ月を経過した今でも手に入れやすい価格と高性能で依然として高い人気を維持しているスマートフォンです。

当初はゲームアプリの動作に難点があった「Mi 11 Lite 5G」ですが、それも今では解消されているようです。

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Mi 11 Lite 5Gの使用感をレビュー

購入後1ヶ月ほど使用してみましたのでレビューします。
さらっと使っている限りは欠点という欠点は見当たらない感じで、よくできたスマホだと思います。

本体が薄くて軽い

このMi 11 Lite 5を購入した理由の一つに「本体の薄さと軽さ」があります。
UMIDIGI a9PROが本体205gですごく重く感じていたので、少しでも軽い取り回しの良さそうな機種として選んだらこのMi 11 Lite 5Gになったというわけです。

どれくらい軽いかというと、カタログ値で本体159グラムとその仕様からは考えられないほどの軽さを誇っているスマホです。その差はわずか50グラムとあなどってはいけません。手に持った時の感覚は全く違う別世界と言えるほどです。

次にどれくらい薄いかというと、なんと約6.8mmと7mmを切っています。

「こんな軽くて薄いいスマホあったの?」と驚いたのはいうまでもありません。

軽いこと・薄いことは「いいこと」なんです。

本体重量の比較

本体重量の比較:上がMi11 Lite 5G、下がUMIDIGI a9PRO

ポップなカラーバリエーション

Mi11 Lite 5Gのカラーバリエーション

Mi11 Lite 5Gのカラーバリエーション:左からイエロー・ミント・ブラック

背面カラーのバリエーションは「イエロー」「ミント」「ブラック」の3種類。
ミントとイエローのポップなカラーリングな対しブラックは真っ黒ではなく濃いグレーといった趣でシックな色合いとなっています。
ピーマンが購入したのは「ブラック」ですが、イエローが良かったかなとちょっと後悔しているところです。

基本性能が高い

Qualcommの最新チップセット「Snapdragon780G」を採用することでミドルレンジスマホでは最高と言える処理性能を実現しています。
原神などの重いゲームをはじめほとんどのゲームをプレイすることができ、日常使いではサクサク動いてくれるためイラッとすることもないでしょう。

十分なバッテリー容量

薄くて軽い筐体にもかかわらず4,250mAhの内蔵バッテリーを搭載しています。
普通に使用しているレベルでは1日は十分持つでしょう。

おサイフケータイ・FeliCaに対応

XaomiのSIMフリー端末でFelica・おサイフケータイに対応している初めての機種がこのMi 11 Lite 5Gとのことです。

FelicaはPayPayをはじめとするキャッシュレス・電子決済のためには必要不可欠な機能でもあります。この機能が搭載されたことによりモバイルSuicaなどでの利用が可能となります。

Ferica対応スマートフォン

先の記事「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」での手続きも、この機能があったればこそすんなりと進めることができたのでした。

スマートフォンはあとから必要に迫られて機能を追加できる機器ではないので、多機能であるほうが良いことは間違いありません。

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Google Playストアにも正規に対応

当然と言えば当然ですが、日常的に必要不可欠なGoogle Playにも正式に対応しています。Playストアからのアプリのダウンロードやグーグルが適用する各種サービスも何ら支障なく受けることができます。

基本性能の高さ

販売価格43,800円のスマートフォン「Mi 11 Lite 5G」ですがその基本性能は非常に高いものとなっておりコストパフォーマンスは高いです。やはり低性能より高性能の方がキビキビ動いてくれますよね。

このMi 11 Lite 5Gに使われているCPUはSnapdragon 780Gで、みんな大好きAntutuのベンチマークでのスコアも50万点前後の値をたたき出す高性能ぶりです。普段使いでは動きがモッサリすることはほとんどありませんね。

Mi 11 Lite 5GのAntutuベンチマーク結果

Mi 11 Lite 5GのAntutuベンチマーク結果 参照:ガルマックス

価格差もあるので比較にもなりませんが、UMIDIGI a9PROに使われているCPUであるHELIO P60はAntutuのスコアが15万点前後であることを考えるとその性能差は歴然です。

33W急速充電

これは早いです。
充電ケーブルを接続すると下の画面が出るのですが、見ているとどんどん充電されているのがわかります。

33W急速充電

33W急速充電

感心したのは、この33W充電に対応した充電器と充電ケーブル、Xaomiが太っ腹なのか同梱品として付属しているんですね。別に揃えようとすると結構な費用がかかるはずなのですが必要なものはすべて同梱しているので、買ったその日からすぐに使い始められるというのはいいですね。

上の写真の左側が付属の33W電源アダプター、右がダイソーの5V2.4Aアダプター

上の写真の左側が付属の33W電源アダプター、右がダイソーの5V2.4Aアダプター

上の写真の左側がMi11 Lite 5G付属の33W電源アダプターです。右にあるダイソーの5V2.4A(12W)アダプターより一回り大きいといった程度で、出力の大きさを考えれば納得できる範囲ですね。それにプラグ部分がきちんと日本仕様になっていることがわかります。
この33W電源アダプターの出力は、5V3A・9V3A・13V2.25A・20V1.35A・11V3Aとなっていますので、おそらく11V3Aで充電するんでしょう。

付属の充電ケーブルですが、3Aの電流に耐えなければならないので太めで固いです。ゴワゴワ!

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IIJmio SIMと楽天モバイルSIMをMi11 Lite 5Gで試す

手元にあるSIM、IIJmioと楽天モバイルをMi11 Lite 5Gに搭載して動作確認してみました。

結果として、両SIMとも特に支障なく動作しています。
もちろん、面倒なAPN設定などせずともSIMを取り付けるだけで正しく認識してくれました。

Twitterでの評判

総じて評判は良いようですが、中にはこんなツイートも…

ものがものだけにメーカー修理でもうまく修理して直ってくるか…微妙ですね。

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カメラでの撮影

カメラというか写真撮影に関してはシロウトなので与太話程度にお受け取り下さい。

Mi 11 Lite 5Gのカメラは

■リアカメラ■

  • 6400万画素 メインカメラ(f/1.79、6P レンズ)
  • 800万画素 超広角カメラ(119 ° FoV、f/2.2)
  • 500万画素 テレマクロカメラ(f/2.4、コントラスト AF(3cm~7cm))

■インカメラ■

  • 2000万画素 フロントカメラ(f/2.24)

と、普段使いには全く支障のない仕様です。その上、今流行のAIモードが最適な撮影設定をしてくれるので基本的にオートモードにしておけばキレイな写真が撮影できるようになっています。

で、下の写真はすべてAIモードONでオートモードでの撮影結果です。点数が少ないのであまり参考にならないかもしれませんがキレイに取れてはいます。(写真は補正などはしていません)

6400万画素メインカメラ

6400万画素メインカメラ

500万画素テレマクロカメラ

500万画素テレマクロカメラ

多肉植物エケベリアの花、上がメインカメラでの撮影、下が花の部分をマクロカメラで撮影。

6400万画素メインカメラ

6400万画素メインカメラ

500万画素テレマクロカメラ

500万画素テレマクロカメラ

ハエトリソウ(食虫植物)、上がメインカメラでの撮影、下がマクロカメラで撮影。

日本庭園

日本庭園をメインカメラで撮影、空の青さが印象的。盛りすぎという声もあるが…。

日本庭園

同じく日本庭園、ちょっと暗めですかね(補正はしてません)

結構きれいに写っていると思うのですがどうなのでしょうかね??
肝心なのはシャッターを押すだけでキレイな写真が撮れるというところですね。プロの写真家じゃないんだし簡単に撮れるというのはとても大事なところ。
最近のスマホは総じてカメラ性能が向上してきていますので当たり前のことかもしれませんが、カンタンというのはウレシイですよ。

何も考えずにシャッターを押す!

これですよ、コレ!!!

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ゲームの動作に支障が出るという弱点

ピーマンはあまり重いゲームはやらないので問題ではないのですが、Antutuスコア50万点に迫る性能のスマホとは思えないような動作をするため高性能をゲームに活かせていないといわれていたMi 11 Lite 5Gでした。

しかし、2021年9月にMIUIがVer.12.5へアップデートされたことによりこの問題は解消されているとのことです。アップデートにより「ゲームターボ機能」を使用することでこの問題は事実上解消されているようですよ。

ゲームターボ機能の使い方

使い方はカンタンですが一応手順を書いておきますね。

  1. ゲームターボをタップ

  2. ゲームを追加をタップ
    追加でゲームを登録したい場合は、表示された画面を右に移動させるとゲームを追加というか所が現れますので「ゲームを追加」をタップします。(はじめから登録されているゲームもあります。)

  3. 登録したいゲームのスイッチをON
    インストールしているアプリ一覧の画面が表示されるので、該当ゲームアプリの右側のスイッチをオンにします。
  4. 登録終わり
    前の画面に戻ると先ほどオンにしたゲームが登録されています。
    パズルゲームをブーストしても意味ないのですが…サンプルとして見て下さい。
  5. 一度登録してしまえば、ゲームターボを開いて遊びたいゲームの下の「開く」をタップすればゲームターボオンの状態でゲームを楽しむことができます。
    直接ゲームのアイコンをタップしても大丈夫です。
    3Dをバリバリ使ったゲームなどはこのゲームターボを通して起動すると動きが改善するとのことです。
    うまく登録されるとゲーム起動時画面左上に「正常にブーストされました」と青文字で表示されているはずです。

重たくてカクカクしていたゲームもコレでスムーズにプレイできるのでしょう…か?

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Mi 11 Lite 5Gの仕様

一応Mi11 Lite 5Gの仕様を記載しておきます。

  • OS:MIUI 12(Android 11に準拠)
  • CPU:Snapdragon 780G
  • ストレージ容量 : 128GB
  • 実行メモリ : 6GB
  • ディスプレイ:6.55インチ 有機EL
  • 有機EL外カメラ : 6400+800+500万画素
  • 内カメラ : 2000万画素
  • 生体認証 : 側面内指紋認証 / 顔認証
  • 重さ:159g
  • バッテリー:4250mAh 33W急速充電対応
  • FeliCa・NFC : 対応(Google Pay対応)
  • 防水 : IP53
  • その他 : リフレッシュレート90Hz/ デュアルSIM / Wi-Fi6 / デュアルスピーカー
  • カラー : ファンタスティックパープル / シルバー・ブラック
  • 同梱品:スマートフォン本体・33W充電アダプタ・USB-TypeC充電ケーブル・SIMピン・ソフトカバー・3.5mm-TypeC変換ケーブル(有線イヤホン用)クイックスタートガイド・保証に関する説明書

Mi 11 Lite 5Gをワイヤレス充電対応にする

見出し通りですが、Mi11 Lite 5Gをワイヤレス充電に対応させるアイテムを見つけました。
Mi11 Lite 5Gの充電用TypeCコネクタに取り付けるだけで済むお手軽な方法です。急速充電は無理ですが、ワイヤレス充電器の上に置いておくだけで充電ができるようになるのでわざわざケーブルをつなぐという手間から解放されます。

Xaomi Mi11 Lite 5Gをワイヤレス充電対応にするNillkin ワイヤレス充電レシーバー
ワイヤレス充電に非対応のスマートフォンをワイヤレス充電に対応させることができるアイテムを見つけたので、購入したばかりのMi11 Lite 5Gをお試しでワイヤレス充電ができるようにしてみました。 Xaomi Mi11 Lite 5Gは33W...

まとめ 買って良かったMi 11 Lite 5G

正直な感想です。
不覚にもUMIDIGI a9PROを落下〜破壊してしまったのは無念でしたが、このMi 11 Lite 5Gに買い換えたのは結果的に良かったと思います。OPPOやMOTOROLAの同価格帯スマホも比較してみたのですが、やっぱりMi 11 Lite 5Gにしたのは間違っていませんでした。

高性能で購入しやすい価格と薄くて軽いという特徴を合わせるとMi 11 Lite 5Gは現状のミドルレンジスマホの筆頭ではないでしょうかね。

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