水道屋本舗に業務停止命令|素人相手は美味しい商売だのう!

マグネットチラシで有名な(ほんとか?)水道屋本舗が消費者庁から業務停止命令を受けたそうですね。
全部の業務ではなく一部についての業務停止命令だそうだが、面倒だから全部停止させればいいじゃんと思うのはピーマンだけかな。(^_^;)

なにはともあれ、この手の業者には要注意ってことでしょう。

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嘘をついちゃいイカンでしょ!

 消費者庁は31日までに、トイレなど水回り修理の訪問販売の際、うそを告げたり、解約を妨害したりしたのは特定商取引法違反に当たるとして、水道屋本舗の名前で営業していた「アクアライン」(広島市)に一部業務停止命令を出した。社長ら2人は業務禁止。消費者庁によると、2月期の同社の売上高は約60億円。命令は30日付で、期間はいずれも9カ月。

 同庁取引対策課によると、アクアラインは、依頼を受けて住宅を訪問した際、部品交換で済むトイレ詰まりの修理に「トイレ一式を全部交換するしかない」と虚偽の説明をした。他にもクーリングオフが可能な期間に、できないかのように告げていた。
出展:共同通信社

お客さんに嘘をついて必要のないものまで押し売りのようなことをしてたんですね。悪質だな。だから業務停止命令なんだろうけど、この会社(アクアライン)が命令して末端に悪事をさせていたのか、現場が勝手に売り上げを上げたいので悪事を働いていたのか、どっちなのでしょうかね。

どちらにしろ、余計な出費を強いられたお客からしたらたまったものではないわな。怒り心頭でしょう。
マグネットチラシのパンダが泣いてるぜ。

アクアライン・水道屋本舗の手口

消費者庁のサイトに水道屋本舗が行った迷惑販売行為が掲載されています。
「うちにはクーリングオフはありません」とか「この型の便器の部品は製造中止で修理できません。全交換になります」とか水道関係には専門知識など持ち合わせていない顧客に嘘を言って支払ういわれのないお金をだまし取ったりと無知につけ込んでやりたい放題やっていた模様。
これらの不正行為はどう考えても現場の作業者の独断だとは思えないんですけどね、実際はどうなのでしょう?
ノルマがきつすぎてまともにやっていたのではどうにもならない状況だったとかね、まともな企業ではないような気がします。
以下は消費者庁のサイトに掲載されている事例です。

素人相手は美味しい商売なんだ

これは本当ですよ。騙しやすいのは素人相手なんですよね。

ちょっとした専門的な業種だと一般人は全くの素人で予備知識もほとんど無いというケースは良くありますよね。この件でも一般の人が上下水道やトイレの構造などに詳しいわけないですからね、修理を頼んだ業者さんに「お客さん、こりゃあ全交換しないとダメですわ!」などといわれようものなら疑いを持ちつつも従わざるを得ませんからね。「ほんとかなぁ?」などと疑問を持ちつつ業者の言い分に従う、これは結構つらいよね。

わかんないんだから反論も出来ないし、業者にとっては適当な説明で高額な修理費が請求できるんだから素人相手ほど美味しい商売はないのでしょう。なんたって言いなりに出来るからね。

ピーマンが関わっている印刷業界だってお客さんは印刷の素人ですから煙に巻こうと思えばいくらでも出来るわけですよ。最近はお客さんがご自身でワードやエクセルを使って作ったデータ持参で印刷を依頼する案件も結構あって、今は大抵の印刷屋さんでワードやエクセルから印刷できるようになっているのですけど、お客さんはそんなことは知らないわけです。知らない相手ですから「このデータは印刷で使えない」とか言ってデータ作成料をふんだくることも出来るし、「ワードからの印刷は割り増し料金です」とか言ってこれまたお金をふんだくることも出来るわけですよ。

実際ははそんなひどいことやらないですけど、悪い人にとってはやろうと思えばいくらでもだませる、高額な料金を請求できる、知識のない素人相手は本当に美味しい商売なんです。

トイレの詰まりで15,000円

この件と同列に扱うのもどうかと思うんですが、もう20年以上前に我が家のトイレが詰まりまして自分では直せない状況だったのでその類いの修理屋さん(名前は失念しました)に頼んだことがあります。

修理屋さんがやったことと言えば、詰まったトイレに機械でちょっと圧力をかけて詰まりを解消しただけ。ものの5分とかからなかった修理だったのですが、請求されだ修理代は15,000円

もうやってもらった後だったし人が動けばお金がかかるのは常なので、驚きつつもきちんと払いましたが「ちょっと高すぎるんじゃね?」と釈然としない気分だったのを覚えています。この金額がぼったくりなのかどうなのか微妙ですが、こちらの感覚では「高すぎだろ」と思わざるを得ませんでしたね。
はじめからこの金額だとわかっていたら自分でなんとかしたでしょう。あの吸盤の化け物みたいな器具を買いに走ったかもしれません。

将来性ある業種だろうに真面目にやれ!

高齢化社会でこういった営繕関係の依頼は将来的に増えていくでしょう。ご高齢のおじいちゃんおばあちゃんには修理などまず出来ないですからね。真面目にやっていれば信用もつくしリピートも増えるだろうし長い目で見れば「損して得取れ」のいい例じゃないでしょうか。

まぁこの件が知れ渡っちゃったからアクアライン・水道屋本舗は信用失墜、お客も離れてしまうでしょう。
同じ業態の業者なんで掃いて捨てるほどいるわけですし。どうなっても知らんけど。

リフォーム屋にも注意

リフォーム業者

悪徳リフォーム業者ばかりではないですが…

営繕関連ではリフォーム屋も適当なこと言ってくるから気をつけなければいけませんよね。

  • 新しい塗料が出来たのでキャンペーン価格で外壁塗装やりまっせ!
  • この地域限定のお得価格でリフォーム承ってます!
  • お宅の屋根壊れてまっせ!直しとかんと大変なことに…(外から見ただけなのにね)

などなど、本当に適当なことを言って食い込もうとしてきます。特に飛び込みで「ホニャララが壊れている、うちなら安く直せまっせ!」などとのたまう業者ははなから相手にしないのが吉です。
また、見積書の内容に明細がなく「リフォーム代一式いくら」などとしてくる業者も要注意です。明細がなければ後々チェックのしようもないですからね。

住宅リフォームは500万円未満だと建設業許可は不要なのでリフォーム技術がなくても誰でも出来るって知ってました?

よほど注意しないと適当な仕事に大金を払わされることになってしまいますよ。

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