見つけました。サボテンガチャガチャは以前ご紹介しましたが、先日おなじ場所のガチャガチャにハーブガチャガチャがあるのを見つけてしまいました。調べてみると、アマゾンなどでもハーブガチャガチャを販売しているようです。
サボテンガチャガチャのときは発芽の段階で失敗してしまいましたが、このハーブガチャガチャ、ぜひ成功させてハーブを大きく育ててみたいです。
ハーブガチャガチャの内容
ハーブガチャガチャには以下のものが入っていました。このあたりはサボテンガチャガチャと同じですね。
価格はハーブガチャ1回200円でサボテンガチャと同じでした。
ハーブガチャガチャに入っていたものは
- プラスティック製植木鉢
- ハーブの種(一つまみ位)
- 膨らむ土
- 説明書
- 育て方を書いた紙
サボテンガチャガチャと同じように、ハーブを発芽させるのに最低限必要な用具と用品が入っています。
ハーブの種は4種類
サボテンと同じくハーブガチャも4種類の種(イタリアンパセリ・スペアミント・ペパーミント・バジル)のどれかがが入っているようで、育ててみなければどのハーブなのかはわからないように、シークレットな種になっています。
しかし種の入った袋をよく見てみると「レモンバーム」と記載があるではありませんか。
どうなっているのかと思った調べてみたところ、レモンバームは別名セイヨウヤマハッカと言われることもあるレモンのような芳香のするハーブで、ハーブティーにもよく利用されているとのこと、多分ミントの一種なんだろうということで納得。
ハーブ(レモンバーム)の種をまく
ハーブというとイタリアンパセリは育てたことがありますがレモンバームは初めてなので、同梱の説明書にしたがって種まきをします。発芽温度は20〜25℃・栽培適温は15〜25℃とあるので、部屋の中がぴったりです。あとは光ですが、窓辺において日光を当てるようにすればなんとかなるでしょう。適当だな〜。
種まきの手順
以下のように説明書の手順に従ってタネをまきます。このあたりはサボテンのときと同じですね。
- 中身を全て取り出します。
- 膨らむ土を袋から出しネットが開いている方を上にしてお手持ちの容器にいれぬるま湯を約20mlそそぎます。
- 土が5倍位に膨らんだら温度が下がるのを待ってからネットが切れている方を上にして付属のポットに入れます。
- 土の表面をつまようじなどでほぐし、種をまきます。この時種と種が重ならないように注意深くまきます。
- まき終わったら土を軽く抑えてなじませます。
手順通りですと膨らむ土はネットに入れたまま使うようにとありますが、これだと下の写真のようになってしまいます。ポットとネットの大きさが合わないのでなんか変な感じで種をまきにくいんですよね。
これではやりにくいので、今回は膨らむ土をネットから出して使うようにしてみます。
膨らむ土からネットを取り去る
こんな感じになりました。
ネットに入ったままより植木鉢らしくなったでしょ。
ハーブ(レモンバーム)の種をまきます
ハーブ(レモンバーム)の種をまいてみます。
種が入った袋にはけっこうな数の種が入っていました。小さいポットにこれを全部植えたのでは数が多すぎるので10粒ほど選んでまくことにしました。
10粒ほど蒔いてみました。サボテンの種と同じで、膨らむ土と種の色が同じなのでどこに種を蒔いたかわからなくなってしまいました。
今回は窓際に設置
部屋の温度は常に20℃以上あるのであとは窓際において光を確保することにしました。といっても裏庭に面した日当たりの良くない部屋ですから十分光を当てることができるかどうかわかりません。
温度を確保しつつ適当に場所を変えるしかないな。
あと、小さなポットなのですぐに乾燥してしまいます。水やりにも注意しなければいけませんね。
何日ぐらいで芽が出るのでしょうかね?
レモンバームがうまく発芽してくれると嬉しいのですが、どうなることやら…。
サボテンの失敗が脳裏をよぎります。
3月11日 種まき3日目
種まきして3日が経ちましたが未だ変化なし。一体発芽まで何日ぐらいかかるのだろう??
脳裏をよぎる、サボテンガチャガチャの時の失敗…。
3月18日 種まき10日目 芽が出ました
小さな目が1本土から顔を出しています。残る9個の種はどうなるのでしょうか。
気温の関係もあるとは思いますが、種まきから発芽まで10日間以上かかるようですね。
3月28日 ちょっと残念な結果に
前回からさらに10日ほど立ちましたが、結果として1本しか発芽しませんでした。残念!
でも1本は順調に育っているようです。
4月16日 さらに大きく育ったレモンバーム
20日ほど経ちましたが、1本のレモンバームはさらに大きく育っています。
ここで使っている膨らむ土は発芽用で栄養分はあまり含まれてないと思うのでそろそろ植え替えをした方が良いのか思案中です。
4月26日 今日のレモンバーム
さらに大きくなっています。小さな植木鉢では無理になってきたので植え替えをしなければならないですね。
もっと大きな鉢に植え替えればもっと大きくなるでしょう。
4月28日 レモンバームを植え替え
レモンバームもかなり大きく育ってくれました。小さなポットでは窮屈そうだったので植え替えを敢行しました。
どの位まで大きくなるかわかりませんが、とりあえずダイソーの素焼きの植木鉢(8cmφ・3個110円(税込))に観葉植物の土を使用してみました。
下のレモンバーム基本情報の画像を見るともっと大きく育ちそうなのですが、そのときはまた植え替えですね。
5月8日 うまく馴染んでくれたレモンバーム
植え替えのストレスをものともせずぐんぐん大きくなってきています。
葉も大きくなり数も増えてきています。
同じ種を蒔いた別の鉢も大きくなってきたのでそろそろ植え替えしなければと考えています。
5月14日 急に大きくなったレモンバーム
6日ほど経ちました。気温が上がってきたせいなのか、ここ数日で急に大きく葉の数も増えて立派になってきました。上の写真と比べても鉢から葉が飛び出すようになってあきらかに大きくなっています。
5月24日 大きな鉢に植え替え
レモンバームはさらに育って上の素焼鉢(直径8cm)でもなんだか手狭になってきました。鉢底の穴からも根が少し顔を出してきています。
ということで、さらに大きな鉢に植え替えました。
上の写真の時はレモンバームの高さ8cmくらいでしたが、今では12cmまでになっています。
どこまで大きくなるのかわかりませんが、今の様子ではもっと大きく育ちそうです。
6月9日 さらに育ってはいるのですが
日々日差しを浴びて一段と育ちつつあるのですが、ここにきて想定外の事態が起こりました。
害虫による食害です。毎年暑くなると出現する「バッタ」が今年も姿を現し始めました。
写真のように、葉っぱのあちらこちらを食い散らかして穴が空いたりと被害甚大です。極力農薬は使わないようにしているので安心して食べまくっているようです。
それでなくても最近は葉の色も悪いしどことなく元気がないような感じがしているのでちょっと心配です。
ダイソーの観葉植物の土を使っているんですが土が合わないのかなぁ?
6月28日 葉の色の緑が濃くなった
前回なんだか葉の色が黄緑色っぽかった上になんとなく元気が無かったレモンバームですが、違う土に植え替えてみました。
以前はダイソーの観葉植物の土、3リットルで100円のものを使っていたのですがレモンバームにはどうも合わないのか元気が出てこない様子。放置すると枯れてしまいそうなので土を変えてみることにしました。
植え替えた土は近所のホームセンターで購入していた「花と野菜の園芸の土」25リットルで500円くらいだったような。何でもありの名前だけど効果あるかな?
6月8日の写真と比べると葉の緑が濃くなって全体的に元気そうになっている気がするんですけど気のせいかな?
レモンバームの草丈は30〜80cm程度らしいのでもう少し大きくなるのかな、見守りましょう。
10月27日 レモンバームの今
レモンバームは今どうなっているのか?
下の画像のようになっています。ちょっと情けない姿になっています。
別に蒔いたレモンバームも同じなのですが、2週間ほど前に切り詰めてしまいました。
青虫が結構大量にわいてしまいまして、どうしようもなかったので思いきって短く切り詰めました。
今は新しい葉が出てきているのでおそらく回復するでしょう。
後は寒い冬をうまく越せるといいのですが、耐寒性があるようなので霜に当てないように気をつけるだけで大丈夫ではないかと予想しています。
2022年3月28日 春のレモンバーム
寒さに強いと言われるレモンバーム、今年の寒い冬もうまく乗り越えてくれたようです。
3月に入り暖かい日が増えてきたせいなのか、最近になって急に新しい葉を広げ始めました。
レモンバームってどんなハーブ
レモンバームの基本情報
学名:Melissa officinalis
和名:コウスイハッカ 英名:lemon balm その他の名前:メリッサ、セイヨウヤマハッカ
科名 / 属名:シソ科 / コウスイハッカ属
特徴
レモンバームは、明るい緑色の葉にレモンに似たフレッシュな「芳香(balm)」がある、多年草のハーブです。レモンと共通するシトラール(ゲラニアールとネラール)というさわやかな香りの成分が含まれ、ハーブティーとして人気があります。生の葉は、料理やお菓子にレモンの香りをつけるのにも利用されています。
夏に咲く、目立たない小さな白い花には、ミツバチが好んで集まります。元来、ハチミツを得るために2000年以上にわたって地中海地域で栽培されてきた蜜源植物で、学名のメリッサはギリシャ語のミツバチを意味するmelissaに由来します。ハチを引きつけるので、果樹のそばに植えておくと受粉を助けてくれます。
今から1000年ほど前には、ギリシャ人医師のディオスコリデスによってレモンバームの薬効が記述されるなど、薬用植物としての利用も広まりました。現在は、鎮静効果や鎮痛効果があるとされ、ドイツで神経性不眠症および消化器系に対し有効性が認められています。作用の中心である精油の含有量はとても少なく、乾燥すると香りが失われやすいため、乾燥レモンバームは品質の維持が難しいといえます。
耐寒性が強く、日陰でも栽培できるなど、初心者向きの丈夫なハーブです。また、こぼれダネで栽培適地へと広がり、ふえていきます。黄緑葉、黄色の斑入り品種には、日陰の花壇を明るく彩る園芸的な価値もあります。花が小さく地味な印象があるレモンバームですが、栽培は容易ですので、身近に育てて新鮮な香りを満喫したいハーブの一つです。
<レモンバームの利用法>
飲食用:ハーブティー、リキュール、サラダ、ハーブビネガー、魚料理、デザートや菓子の風味づけ、葉の砂糖がけ
香料用:入浴剤、ハーブ枕。精油をアロマテラピー、トイレタリー、化粧品
クラフト用:ポプリ、花束
園芸用:花壇
薬用:茶剤を精神的疲労や緊張の緩和に
出典:みんなの趣味の園芸
ハーブなのでさすがに利用方法が多岐にわたっています。
うまく育ったらレモンバームティーにでもしてみようかな。
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