以前記事にした多肉植物・薄氷ですが、切り離した先端部は今も順調に育っていますが、残った根元部分も徒長したまま順調にそだっています。
気温も下がってきて秋になり、春秋育成型の多肉植物・薄氷の植え替え時期になってきました。
徒長してしまった姿は元には戻りませんが、節々から出てきた子株もかなり大きくなってきたので植え替えてみることにしました。植え替えではなく株分けかもしれない疑惑はありますがとにかくやってしまいました。
徒長した薄氷に子株が4つ
ひどく徒長してはいるものの、元気に育っていることの証明なのか節々から子株が出てきていることは「【多肉植物】グラプトベリア系「薄氷」徒長しちゃった!」でも記事にしていますが、その後も子株はすくすくと生長して,今では直径3センチ位になっていました。
子株を切り離す
まず薄氷の親株から子株を切り離さなければなりません。
切れ味の鋭い刃物ということで、カッターを使いました。ハサミですと両側から押しつぶす感じに切るので切り口が潰れてしまうのを避けたかったからです。
切り離した子株が下の写真です。子株は4つありましたが一つはまだ小さかったのでとりあえず大きな子株のみ3つを切り離しました。
土を作る
土は市販の「サボテン・多肉植物の土」を使いました。
同じ「サボテン・多肉植物の土」といってもメーカーによって全然違うんですね。
使ったのはDCMで販売している「キレイなサボテン・多肉植物の土」と花ごころ「さぼてん多肉植物の土」の2種。
DCMの「キレイなサボテン・多肉植物の土」は、その名の通り非常に粒の揃ったキレイな(触っても手が汚れない)粒状のサラサラといった感じの土です。
かたや花ごころ「さぼてん多肉植物の土」は、粒の大きさは同じようでも培養土を混ぜたようなフカフカとした感じの土。サラサラとフカフカでどちらかを単独で使う気になれなかったので、両方を1対1で混ぜて使うことにしました。サラフカですね。
混ぜた土をポットに入れて準備完了です。
薄氷の子株を植え付ける
植え付けていくと言っても根元をピンセットで軽く挟んで土に差し込むだけなのでものの5分とかかりません。
注意点はピンセットで強く挟まないことと、土に無理に押し込まないことですね。
ソ〜ッとぐりぐりしながら静かに差すといった感じかな。
で、出来上がったのが下の写真。キレイにできてるでしょ。
水やりは1週間程度たってからかな。
写真を見て「濡れてるじゃねえか!」と思った方は正しい。
といっても霧吹きで土の表面を湿らせただけで水をあげたわけではありません。土を湿らせると落ち着くのでね。
あとは明るい日陰でしばらくは我慢してもらいましょう。強い日差しは厳禁です、今のところ。
まぁ、多肉植物は基本丈夫な植物なのでうまく育ってくれるでしょう。
ついでに葉挿しもやってみた
いろいろといじくっている間に薄氷の親株から葉っぱが2枚取れてしまいました。
そのまま捨ててしまうのももったいないので、ついでの葉差しに挑戦です。
何をしたかというと、ポット(ダイソーの素焼きの鉢)に土を盛って取れた葉っぱを置いただけ。
このまま明るい日陰に置いておけば2週間くらいで根が出てそのうち芽も出てくるでしょう。
楽しみです。
こうやって多肉植物は無限に増えてしまうんですよね。どこに置こうか思案中です。
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