PCを使っていると増えてきたデータの保存場所に困ることがあります。内臓ストレージがいっぱいになりそうな時、手持ちのHDDやSSDを外付けのケースに入れてUSB接続経由で保存すると簡単・お手軽にデータ保存することができます。
ちょうど手元に未使用の240GバイトSSDが転がっていたので、データ保存用に使うべく外付けケースを購入しました。
Logitec LGB-PBSU3S 2.5インチHDDケース
今回は通販ではなくて、近所のケーズ電機で購入したので、選択肢は5種類位しかなかったのですが、その中でも価格も安くUSB3.0対応、取り付けが簡単な「Logitec LGB-PBSU3S」を購入。価格は税込1,337円。
この製品はAmazonでも1,273円で販売しているものなので、まぁ電気屋さんでの価格はこんなものなのでしょう。
他にもUSB2.0接続の機種では800円台であったのですが、今さらUSB2.0もなかろうということで却下。
USB3.0接続の製品は皆1,500円程度なので特に安いわけではありませんが、SSDの取り付けがネジいらずで至極簡単そうなのでLogitecの製品を選んだわけです。
パッケージの中身
パッケージの中身ですが
- 本体
- USBケーブル(長さ50cm位)
- スペーサ(薄型のドライブの場合のクッション)
- 取説・保証書など(3枚)
の4種類です。
言うまでもありませんが、HDDケースですので中身は入っていません。ガッカリしないように。
本体はプラスチックでちょっと安っぽい感じ
本当に安いので文句は言えませんが、本体は黒の艶消しプラスチックで、お世辞にも高級感があるとはいえません。材質も柔らかいのでキズが付きやすいかなといった作りになっています。
その引換なのか、HDDやSSDの取り付けにはネジ回しなどは必要なく、蓋を開ける・差し込む・蓋を閉めるといった手順で至極簡単に作業が完了します。
SSDの取り付けは本当に簡単だった
HDDケース本体へのHDD・SSDの取り付けはパッケージに記載の通り簡単でした。
- 開けて
- 差し込んで
- 閉める
たったこれだけでSSDの取り付けが完了します。
ドライバーなども何もいりません。
ついでに中身をバラしてみました
インターフェースはどのような回路なのかと思ってバラしてみました。ネジ2本を外すだけなので簡単にバラせます。
写真のように中は小さな基板があるだけ。右上の黒いのがSATAコネクタ、左下の銀色がUSBコネクタ。
こちらは基板裏側の写真、ICが2個ついているのがわかります。(黒くて四角いやつ)
この小さな基板でインターフェース回路として動くのですからたいしたものです。
技術の進歩ですね。
転送速度を計測してみました
今回使用したSSDは、Crucial BX500 240GBで、CrucialのSSDの中でももっとも価格の安い製品です。
外付けケースにSSDを取り付けて、まずhackintoshで計測してみたのですが、どうもUSB2.0接続になってしまうらしく転送速度は下の写真のような結果になってしまいました。遅いです。
ということで、Windows10でも計測してみました。
9年程前に自作したちょっと古い、サンデイブリッジのパソコンです。
USB2.0接続での計測結果は次のようになりました。hackintoshより遅いですね。
次がUSB3.0接続での計測結果です。
本来のUSB3.0接続での速度が出ているようです。古いパソコンなのでUSB3.0としてもこの程度になってしまうのでしょう。本製品は条件(USB3.2Gen1)さえ揃えば340MB/sの転送速度が出るそうなので、最近の機種でしたらもっと仕様に近い速度が出るものと思われます。
まとめ
余ったHDDやSSDをUSB接続の外付けストレージとして活用できるHDDケースは大変便利なものです。
数え切れないほどの製品がありますので、自分の好みや要求にあったケースを利用して大切なデータを保存して下さいね。
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