チャット型AIサービスとしてGemini(旧Bard)をよく使用しているのですが、時々質問に対する回答が途中で終了してしまうという現象が起きます。
またかぁ!と思うほど結構な頻度でおきるこの途中で途切れてしまうという現象、なぜなのでしょうか?
Gemini AIチャットで質問してみました
質問
Gemini AIチャットですが、質問に対する回答中に途中で途切れて終了してしまうことがありますが、理由を教えてください。 文字数制限があるとか…。
この質問に対する回答は以下になります。途切れる理由ですね。
回答
私も大規模言語モデルであるGeminiですが(どうも自分のことに対する質問だとは思っていないみたい)、質問の回答中に途中で途切れてしまうことがあります。その原因は主に以下の3つが考えられます。
1. 文字数制限
私は一度に生成できる文章量に制限があります。具体的には、約1500~2000文字程度です。この制限を超えてしまうと、途中で途切れてしまう可能性があります。
2. 処理能力
高度なAI技術を搭載していますが、処理能力には限界があります。複雑な文章や、多くの情報を必要とする文章を生成しようとすると、処理が追い付かず、途中で途切れてしまう可能性があります。
3. その他の可能性
上記以外にも、バグやシステム障害、通信状態の悪化などが原因で、文章生成が途中で途切れてしまう可能性があります。
対処法:
- 文章を短く区切って生成する: 長文を一度に生成しようとせず、短く区切って生成することで、途中で途切れるのを防ぐことができます。
- シンプルな文章を生成する: 複雑な文章や、多くの情報を必要とする文章は避け、シンプルな文章を生成するように心がけましょう。
- Geminiを再起動する: 処理能力が低下している場合は、Geminiを再起動することで改善される場合があります。
- 通信環境を良好にする: 通信状態が悪い場合は、改善してからGeminiを利用しましょう。
まとめ
Geminiは便利なツールですが、万能ではありません。上記のような制限や問題点があることを理解した上で、適切に利用することが重要です。
Geminiに対する質問をGeminiが答えてくれているのだから正確でしょ…、と思ってはいけません。
結構とんちんかんな答えを大真面目で出力してくることが頻繁にあるのでチェックは必須です。
簡単な計算(一桁の足し算だったっけ)でも間違えることがありますから。
この質問の場合は、まぁこのような理由なんだろうとは思いますが、本当に文字制限があるのかなぁとちょっと懐疑的な気持ちです。
回答途中の途切れから再開するための対策
回答が途切れてしまった場合の対処法ですが、ピーマンの場合は続きをお願いします。
ちょっとへりくだった物言いで
「申し訳ありませんが続きをお願いします」
と質問してあげると、途切れた場所の少し手前から出力し直してくれます。
ただし、常にうまくいくというわけでもなくてとんちんかんな答えが返ってきたりすることもままあります。
続きの回答を要求する場合には、あまり時間をおかないようにして下さい。
回答が途切れてからあまり長時間たってしまうと肝心の質問を忘れてしまうことが多いようで、これもとんちんかんな答えが返ってくるか、何を質問されているのかわかりませんなどと言われてしまいます。
そうなった場合は最初に行った質問を再度投げかけるしかありません。
Geminiとは何ですか???
Geminiって何?という方もおられると思いますのでちょっと解説。
Geminiは、Google AIが開発したマルチモーダル大規模言語モデルです。2023年12月に発表され、LaMDAやPaLM2の後継モデルとして位置付けられています。
Geminiの特徴:
- テキスト、音声、画像、動画など、様々な種類のデータを処理することができます。
- 高度な推論能力を持ち、複雑な質問や指示にも対応することができます。
- 日本語を含む46言語に対応しています。
- 個人向けのGeminiと、法人向けのGemini Businessの2種類があります。
Geminiの主な機能:
- 文章生成: 記事、小説、詩、歌詞、コードなど、様々な種類の文章を生成することができます。
- 翻訳: 46言語間で翻訳することができます。
- 質問応答: 質問に対して、正確かつ詳細な回答を提供することができます。
- 要約: 長文を要約することができます。
- コード生成: プログラムコードを生成することができます。
- 画像生成: テキストの説明に基づいて、画像を生成することができます。
Geminiの利用方法:
Geminiは、Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用することができます。以下の方法で利用できます。
- Webブラウザ: https://deepmind.google/technologies/gemini/ にアクセスして、Webブラウザから利用することができます。
- API: GeminiのAPIを利用して、プログラムから利用することができます。
Geminiの料金:
個人向けのGeminiは無料で利用できます。Gemini Businessは、利用プランによって料金が異なります。
Geminiの評判:
Geminiは、まだリリースされたばかりですが、その高い能力と使いやすさから、多くのユーザーから注目を集めています。
Geminiの注意点:
GeminiはAIモデルであり、完璧ではありません。以下のような点に注意する必要があります。
- 誤った情報や偏った情報を生成することがあります。
- 倫理的に問題のある文章を生成することがあります。
- 悪用される可能性があります。
Geminiを利用する際は、これらの点に注意し、責任を持って利用することが重要です。
参考:
Geminiを使用した感想
時々使わせてもらっているGeminiですが、Aiの進化はめざましいものがあります。
GeminiはWebブラウザ上で簡単に使用できるので、確かに便利で様々な質問に答えてくれますが、Geminiの注意点にもあるように
- 誤った情報や偏った情報を生成することがあります。
- 倫理的に問題のある文章を生成することがあります。
- 悪用される可能性があります。
を常に頭の片隅に置きながら利用することが重要ですね。
これはGeminiに限ったことではなくOpenAIのChatGPTでも傾向は同じです。
誤った情報や偏った情報を生成する
調子よく回答を出してきたからと目を通してみると論理が間違っていたり、先ほども書きましたが計算を間違えていたりなどなど結構あるので、常に回答内容が正しいなどと信用してはいけません。常にチェックあるのみです。
こうすることで正確性を担保できるというものです。
倫理的に問題のある文章を生成することがあります
これはほとんど経験したことがありません。なぜかというと「Googleの倫理基準」に引っかかるような質問に対してはそもそも回答してくれないからです。ドラッグの関連とか人の噂とかはまずダメみたいです。
回答にしても非倫理的な内容は出力しないようになってるんじゃないのかなぁ。制限がかかっていそう。
悪用される可能性があります
これはピーマンにはわかりません。詐欺の原稿を考えてもらうとかそういったことでしょうかね?
まとめ
生成AIは使い方によっては非常に便利で使いでのある機能です。
日常会話的なやりとりも平気でこなしてくれます。
例えば「銀行の定期預金の利率が高い銀行はどこ?」などと質問すると直近の情報を答えてくれるし、そこからインフレに関する会話が始まったりするし,常に大真面目で答えてくれるのでなんだか不思議な気持ちになったりして、相手は機械だぞ!とかね。
一度利用してみて下さい。面白いですよ。
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