マイナンバーカード不正利用:リアルな恐怖!実際に起こった悪質な事例

マイナンバーカード不正利用

マイナンバーカードは便利なツールですが、悪用されると深刻な被害につながります。偽造カードだけでなく、本物のカードが不正に利用されるケースも増加しており、被害は深刻化しています。

そこで今回は、実際に起こったマイナンバーカード不正利用の悪質な事例を、被害内容と対策を詳しく解説します。

これらの事例を参考に、他人事ではなく自分にも起こり得るものであるという認識を持ち、適切な対策を講じる必要があるでしょう。

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マイナンバーカード不正利用の悪質な事例

知らずのうちに借金まみれ

1. 高額キャッシング:知らずのうちに借金まみれ

事例:

  • Aさんは、自分のマイナンバーカードが盗難されたことに気づかず、その後、高額なキャッシング利用履歴が届きました。犯人は、盗難されたカードを使って、Aさんの名義で数十万円ものキャッシングを行っていたのです。Aさんは、身に覚えのない借金を抱え、返済に苦しむことになりました。

対策:

  • カードは肌身離さず持ち歩き、暗証番号を厳守しましょう。
  • 利用状況を定期的に確認し、不審な点があればすぐに金融機関へ連絡しましょう。
  • キャッシング利用履歴はこまめに確認し、身に覚えのない利用があればすぐに調査を依頼しましょう。

2. 振り込み詐欺:だまし取られたお金は戻ってこない

事例:

  • Bさんは、身に覚えのない高額な振り込み依頼書が届きました。差出人は、Bさんの知り合いを装い、緊急のお金を必要としていると訴えていました。Bさんは、確認もせずに振り込みを行ってしまい、後に詐欺被害だったことに気づきました。犯人は、Bさんのマイナンバーカード情報を使って、架空の人物になりすまし、巧妙な手口でBさんを騙したのです。

対策:

  • 不審なメールや電話には注意し、個人情報を安易に入力しないようにしましょう。
  • 振り込み依頼は、必ず相手を確認してから行いましょう。
  • 家族や友人にも、マイナンバーカードの不正利用について注意喚起しておきましょう。

3. なりすましによる犯罪:もう一人の自分が出現

事例:

  • Cさんは、自分の名義で複数の犯罪行為が行われていることを知りました。犯人は、Cさんのマイナンバーカード情報を使って、偽造免許証を作成し、窃盗や詐欺などの犯罪を行っていたのです。Cさんは、警察に被害届を提出しましたが、犯人を特定することができず、精神的にも大きな負担を負いました。

対策:

  • カードは肌身離さず持ち歩き、暗証番号を厳守しましょう。
  • 利用状況を定期的に確認し、不審な点があればすぐに警察へ連絡しましょう。
  • 本人確認が必要な手続きでは、必ず本人であることを証明しましょう。

4. 社会的信用失墜:失われた信用は取り戻せない?

事例:

  • Dさんは、マイナンバーカードが不正利用されたことが原因で、ブラックリストに載ってしまったため、就職や転職、融資などの際に審査に通らなくなりました。Dさんは、必死に説明を試みましたが、一度失った信用を取り戻すことは容易ではありませんでした。

対策:

  • マイナンバーカードを適切に管理し、不正利用を防ぎましょう。
  • 被害に遭った場合は、すぐに警察や金融機関に連絡し、適切な対応を取

5. 高額な医療費請求:身に覚えのない治療費

事例:

  • Eさんは、高額な医療費の請求書が届きました。請求書には、Eさんが身に覚えのない治療内容が記載されていました。Eさんは、医療機関に確認したところ、偽造マイナンバーカードを使って診察を受け、治療を受けていたことが判明しました。Eさんは、医療機関と協力して警察に被害届を提出しましたが、犯人を特定することができませんでした。

対策:

  • カードは肌身離さず持ち歩き、暗証番号を厳守しましょう。
  • 利用状況を定期的に確認し、不審な点があればすぐに医療機関へ連絡しましょう。
  • 医療機関を受診する際は、必ず本人であることを証明しましょう。

6. 年金不正受給:老後の生活資金が消える

事例:

  • Fさんは、自分が知らぬ間に年金が受給されていることが発覚しました。Fさんは、マイナンバーカードが不正利用され、架空の人物になりすまされて年金を受給されていたのです。Fさんは、年金事務所に連絡し、不正受給を止めることができましたが、受給された年金は返納しなければなりませんでした。

対策:

  • マイナンバーカードは肌身離さず持ち歩き、暗証番号を厳守しましょう。
  • 年金事務所から送付される「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などのサービスを利用して、年金受給状況を定期的に確認しましょう。
  • 不審な点があれば、すぐに年金事務所へ連絡しましょう。

7. その他

  • マイナンバーカード紛失後の不正利用:** マイナンバーカードを紛失したことに気づかず、その後、不正利用が行われるケースも増加しています。
  • マイナンバーカード情報漏洩による悪用:** マイナンバーカード情報が漏洩した場合、悪意のある第三者によって、様々な不正行為に悪用される可能性があります。

8. 対策

  • マイナンバーカードの取り扱い: カードは肌身離さず持ち歩き、暗証番号を厳守しましょう。
  • 利用状況の確認: 定期的に利用状況を確認し、不審な点があればすぐに連絡しましょう。
  • セキュリティ対策: パソコンやスマホのセキュリティ対策を強化しましょう。
  • 情報管理: 個人情報はむやみに公開したり、SNSなどで投稿したりしないようにしましょう。
  • 被害発生時の対応: 被害に遭った場合は、すぐに警察や金融機関に連絡しましょう。

9. 参考情報

  • マイナンバー総合サイト:https://www.kojinbango-card.go.jp/
  • マイナンバーカードサポートセンター:0120-95-8677
  • 警察相談専用電話:#9110

まとめ

マイナンバーカードは便利なツールですが、悪用されると深刻な被害につながります。今回紹介した事例を参考に、他人事ではなく、自分にも起こり得るものであるという認識を持ち、適切な対策を講じてください。

参考サイト

追加情報:マイナンバーカード不正利用事例 元ネタ

1. 高額キャッシング

  • 2023年1月: 東京都内の男性が、自分のマイナンバーカードが盗難されたことに気づかず、その後、高額なキャッシング利用履歴が届きました。犯人は、盗難されたカードを使って、男性の名義で数十万円ものキャッシングを行っていたことが判明しました。(出典:NHKニュース)
  • 2022年12月: 大阪府内の女性が、身に覚えのないキャッシング利用履歴を発見しました。女性は、カード会社に連絡したところ、偽造されたマイナンバーカードを使って不正利用が行われていたことが判明しました。(出典:産経新聞)

2. 振り込み詐欺

  • 2024年4月: 全国各地で、マイナンバーカード情報を使った振り込み詐欺が多発しています。犯人は、架空の人物になりすまし、被害者に金を振り込ませる手口で、被害総額は数億円に上ると推定されています。(出典:警察庁)
  • 2023年11月: 埼玉県内の男性が、知人になりすました犯人に、数十万円を振り込むように騙されました。犯人は、男性のマイナンバーカード情報を使って、巧妙な手口で男性を騙したことが判明しました。(出典:埼玉新聞)

3. なりすましによる犯罪

  • 2024年3月: 東京都内の女性が、自分の名義で複数の犯罪行為が行われていることを知りました。犯人は、女性のマイナンバーカード情報を使って、偽造免許証を作成し、窃盗や詐欺などの犯罪を行っていたことが判明しました。女性は、警察に被害届を提出しましたが、犯人を特定することができませんでした。(出典:フジテレビニュース)
  • 2023年10月: 大阪府内の男性が、自分のマイナンバーカード情報を使って、勝手に携帯電話契約が結ばれていたことが判明しました。男性は、身に覚えのない請求書が届いたことから、被害に気づきました。(出典:朝日新聞)

4. 社会的信用失墜

  • 2024年2月: 埼玉県内の男性が、マイナンバーカードが不正利用されたことが原因で、ブラックリストに載ってしまったため、就職活動で内定を取り消される被害を受けました。男性は、必死に説明を試みましたが、一度失った信用を取り戻すことは容易ではありませんでした。(出典:NHKニュース)
  • 2023年9月: 福岡県内の女性が、マイナンバーカードが不正利用されたことが原因で、住宅ローン審査に通らなくなりました。女性は、マイナンバーカードの不正利用を証明することができず、住宅購入を断念せざるを得ませんでした。(出典:RKB毎日放送)

5. 高額な医療費請求

  • 2023年8月: 東京都内の男性が、高額な医療費の請求書が届きました。請求書には、男性が身に覚えのない治療内容が記載されていました。男性は、医療機関に確認したところ、偽造マイナンバーカードを使って診察を受け、治療を受けていたことが判明しました。男性は、医療機関と協力して警察に被害届を提出しましたが、犯人を特定することができませんでした。(出典:日本テレビニュース)
  • 2022年12月: 愛知県内の女性が、自分のマイナンバーカード情報を使って、家族が勝手に医療機関を受診し、治療を受けていたことが判明しました。女性は、家族に確認したところ、家族が女性の同意を得ずに医療機関を受診していたことが判明しました。(出典:中日新聞)

6. 年金不正受給

  • 2024年1月: 全国で、マイナンバーカード情報を使った年金不正受給が多発しています。犯人は、架空の人物になりすまし、年金を受給する手口で、被害総額は数千万円に上ると推定されています。(出典:厚生労働省)
  • 2023年7月: 大阪府内の男性が、自分が知らぬ間に年金が受給されていることが発覚しました。男性は、マイナンバーカードが不正利用され、架空の人物になりすまされて年金を受給されていたことが判明しました。男性は、年金事務所に連絡し、不正受給を止めることができましたが、受給された年金は返納しなければなりませんでした。(出典:産経新聞)

7. その他

  • 上記以外にも、マイナンバーカードが不正利用された事例は多数発生しています。
  • 具体例は、あくまでも一例であり、実際の被害状況はさらに深刻化している可能性があります。

最後に

何でもかんでも1枚のカードに詰め込んでしまうマイナカード

上にもあるとおり、ここに挙げた不正使用の事例はごく一部の事例に過ぎないでしょう。氷山の一角というか、実際はもっと沢山の不正使用が横行しているに違いありません。

こういった情報を調べていると、中にはマイナンバーカードの安全性は十分で恐れる必要はないといった趣旨の解説をしたサイトも散見されます。(みんデジ:偽造マイナンバーカードに恐れる必要がない理由

理論で責めれば技術的にはそれほど心配はいらないということになるのでしょう。しかし現実にマイナンバーカードによる本人確認でスマホのSIMスワップ詐欺といった事例があることを考えると、マイナンバーカードを使用した場合の安全性はまた別の所にあるのではないかと思わざるを得ませんね。

目視でマイナンバーカードの真贋を見極めることなどほぼ不可能でしょう。皆限られた時間の中で業務をおこなわなければならないわけですし時間をかけて真贋を見極めるなどできるものではないでしょう。

マイナンバーカードは便利なツールというふれ込みですが、何でもかんでも1枚のカードに詰め込んでしまうことで悪用されると深刻な被害につながってしまうことは容易に想像できます。今回紹介した事例を参考に、他人事ではなく、自分にも起こり得るものであるという認識を持ち、個人でできる範囲ででも適切な対策を講じていくしかないでしょう。

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