【中華の闇】中華製激安スマートウォッチ2選 レビュー|使えるかな??

アマゾンで見つけた中華製激安スマートウオッチ
スマートウォッチは健康管理のために日頃から使用しているのでつい気になってしまいます。

その価格ですが驚きの275円と288円。送料込みでも500円程度と「ワンコイン・スマートウォッチ」と呼んでもおかしくない製品ですが、さて、その性能や外見はいかに。
はたして中華製激安スマートウォッチは実用に耐える製品なのか…探ってみます。

  • できるだけ安価なスマートウォッチを探している方
  • スマートウォッチに興味はあるけど手を出しかねている人
  • とにかく「中華の闇」を覗いてみたい方

必見です。中華の闇を楽しんで下さい。

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驚きの価格275円・288円の中華製激安スマートウォッチ

左が275円・右が288円の各激安スマートウォッチ

写真左側が商品価格275円、送料440円で合計715円の中華スマートウォッチ。
右側が商品価格288円・送料199円で合計487円のスマートウォッチ。
中華製ですが純粋な中国ではなく、別の国とも考えられる台湾製です。送り元が台湾・台北でした。

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両スマートウォッチの外観を見てみる

外観はパッケージの紙箱にある写真の通りなのですが、両者の構造は微妙に違います。主に充電の方法です。

  • 275円スマートウォッチはよくあるバンドを外してUSBコネクタに直接差し込むタイプ

    275円スマートウォッチ

    275円スマートウォッチ・本体とバンド

    本体・左の充電端子をUSBコネクタに直接差し込むタイプ

    本体・左の充電端子をUSBコネクタに直接差し込むタイプ

  • 288円スマートウォッチはバンドから本体が取れるようになっており、専用の充電ケーブルを使用してUSBから充電するタイプ

    288円スマートウォッチ・本体とバンド

    288円スマートウォッチ・本体とバンド・専用充電ケーブル

    本体を充電ケーブルに差し込みUSBから充電する

    本体を充電ケーブルに差し込みUSBから充電する

どちらが良いとはいえませんが、

  • 前者は本体からバンドを外す時渾身の力を入れないと外れないほど堅く壊れるのかと思うほどやりにくい
  • 後者は専用の充電ケーブルが破損したらそれで終わり(多分専用充電ケーブルのみは入手不可能でしょう)

という、どちらも欠点をかかえた似たもの同士ですね。

動作時間はどのくらいか

満充電からの動作可能時間ですが、両スマートウォッチとも大体4〜5日間は動いていました。1日でなくなってしまうといったこともなくまともでしたよ。

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激安スマートウォッチの機能

スマートウォッチの一般的な機能は、スマートフォンと連動して通知を受け取ったり、血圧や心拍、睡眠データなどを管理したりなど多くの便利機能が搭載されています。
この非常識に激安なスマートウォッチにはどのような機能が搭載されているのでしょう。価格なりに機能が少ないのか…比較してみましょう。

275円スマートウォッチの機能

以下はAmazonの販売ページからの抜粋ですが、一通りの機能を搭載しています。
※2022年2月現在、円安のせいなのかなんなのか価格が上昇しています。

  • 【睡眠検測】睡眠時間を自動記録、毎日の眠りの状態を把握し続ける事で活動バランスを知ることができ、睡眠の質のチェックに役立ちます。
  • 【簡単に心拍計測】 本体裏側にあるセンサーで血中のヘモ グロビンに光を当て、その流量の違いに より脈拍を読み取ります。
  • 【便利な通知機能】電話、着信、メッセージ、LINE、Facebookなどの表示、ディスプレイへの通知表示で大切な連絡の見逃しを防止。他にも目覚まし時計座りがちの自動注意などの多機能が搭載され、毎日の生活習慣の改善や日常健康管理に役立ちます。
  • 【IP67等級の防水性能】IP67のハイレベル防水防塵で、手洗い時にも取り外す必要がありません。汗、雨、水しぶきに対応しています。ただし、デバイスはダイビング時またはシャワー時に長く時間で使用することは避けてください。※お風呂、サウナ、温泉水や温泉の湯気及び高い水圧は故障の原因となります。
  • 【運動追跡と健康管理】:腕時計型スマートウォッチ、専門的な運動場やジム室などに行かなくても、このスマートウォッチだけで毎日の運動量を追跡できます。例えば、歩数、運動距離などが記録されます。科学的な計算原理で、精確に睡眠質量を監視し、いつでもどこでも心拍数血圧値を計測できます。 

288円スマートウォッチの機能

こちらもAmazonの販売ページからの抜粋です。
※2022年2月現在、円安のせいなのかなんなのか価格が上昇しています。

  • 【最新多機能スポーツウォッチ】スマートウォッチ本体は運動時に、万歩計、カロリー消費、運動距離と時間を記録だけでなく、カロリーの消費などがアプリから確認できます。bluetoothで同期すれば、アプリで運動の軌跡図が見えます。他にも心拍モニター、睡眠診断、座りがちの自動注意などの多機能が搭載され、毎日の生活習慣の改善や日常健康管理に役立ちます。
  • 生活防水睡眠モニター】スマートウォッチ防水で日常の手洗 う、雨、汗や水しぶきなどはもちろん、お風呂にも安心使用できます。 (ご注意:完全防水ではないので、長時間シャワー、温泉やサウナの場 合には壊れる恐れがあります。)睡眠の質により毎日寝入った時間や起きた時間を相応的に 調整して、生活習慣の改善に役立ちます。
  • 通話、メッセージ、リマインダーの受信:通話、SMS、SNS(Facebook、WhatsApp、LinkedIn、Instagram、Wechat、Twitter)に関する通知を受信し、関連するメッセージを見逃すことはありません。アラーム、睡眠検測等の健康管理計測機能も搭載しています。他にも目覚まし時計座りがちの自動注意などの多機能が搭載され、毎日の生活習慣の改善や日常健康管理に役立ちます。
  • 防水&スリープモニター:防水フィットネストラッカーは、汗、雨、水しぶきから保護されています。泳いでいるとき(水圧が高すぎるため)とシャワーを浴びているとき(お湯だから)にフィットネストラッカーを着用しないことをお勧めします。
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両者の機能を比較してみると

わかりにくいので表にして比較してみました。

275円
スマートウォッチ
288円
スマートウォッチ
歩数計(万歩計)
距離計算
カロリー計算
心拍数
血圧測定
血中酸素濃度 ×
睡眠検測
座りがち注意
目覚まし機能
通知機能
防水機能 IP67 IP67
対応OS iOS9.0/Android5以降 iOS8.0/Android4.4以降
対応Bluetooth Bluetooth4.0対応 Bluetooth4.0対応

両者とも多少の違いはありますが、一般的なスマートウォッチの機能を網羅しているようです。なにしろ取扱説明書が中文と英文のペラ紙で日本語の記載などないので隠された機能があるのかもしれません。ないと思うけど…。
中華の闇というところです。(´。`)

測定値の正確性は気にしない

測定値の正確性は気にしない

測定値の正確性は気にしないことにする

気をつけなければならないのは、いろいろと測定できると言っても表示された数値は…まぁ、そんなところかという程度に受け取ることですね。絶対的な数値ではなく身体の状態による数値の変動がわかる程度に考えておくのがよいでしょう。
この手のスマートウォッチのどれにも「医療機器ではないので計測数値に責任は持てません」などと記載してあります。その程度のものなんだと理解して使われることをオススメします。神経質でこだわる方はこの手の製品には手をださないほうが幸せかもしれません。気になって眠れなくなるかもです。

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スマホの対応アプリ

このスマートウォッチとスマホとのデータのやりとりや同期を取るためのアプリは偶然にも「HryFine」という名前の同じアプリでした。
両製品とも機能がほとんど同じなので汎用のスマートウォッチ用アプリなのでしょうか。

Androidスマホでしか試していませんが、ペアリングもすぐにできたしスマートウォッチとの同期も全く問題なくできました。
短時間しか使用していませんが、アプリの機能も正常に動作するようです。
ただし、スマートウォッチと同じく中国製のアプリらしいので情報漏洩など気にする方もいるかもしれませんね。杞憂だと思いますけど。

HryFine

HryFine:左側がホーム画面

このスマートウォッチ結局使えるの?

はい、使えました
両スマートウォッチとも低価格にもかかわらずマニュアルに記載してある機能は全て使用することができるようです。
Amazonでのユーザーレビューは以下のように散々なものですけどね。

品質酷すぎ‼️ あまり使ってないのに充電が出来ない‼️何とかしてほしい‼️

 ??? 最悪!!

使えないのは如何なものか 手元に届きましたが、電源が入りません!

お金を捨てるだけ。 安いからと思い購入。全く電源すら入らない。レビュー書くも何を書けば???ガチャガチャから出てくるおもちゃの時計の方が性能良いし。

どうも品質が安定してないようで「当りを引けばきちんと動くのでしょうけど、ハズレを引いてしまうと上のような悲惨な状況が待っているということなのでしょう。

屋外では表示が見えづらいので実用性は??

そうそう、両製品とも共通のそして最大の欠点と言えば、LCD表示の明るさが決定的に足りないことですね。

まわりが薄暗いのではっきり見えますが、屋外ではうっすらとしか見えなくなります。

屋内ならそれほど支障はないのですが、屋外に出ると曇りの日でもなんとか目をこらして見えるかなといった感じで全く輝度が足りません。両製品とも表示の明るさを調整する機能はないようですのであきらめるしかありません。
これだけで商品価値がなくなってしまいます。見えないのですから。

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恐いもの見たさにおひとついかがですか

どちらも価格が300円以下ですから性能を高望みをしてはイケマセン。
スマートウォッチとはどんなものかを知るためのお試し購入もありかと…。

くじ引きの感じで「当り」が届くか「ハズレ」が届くか願掛けするもよし、

世の中にこんな恐いものがあるんだと
「中華の闇」に感激することができるかもしれませんよ。(^Д^)

コメント

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