「≪新着≫をご確認ください」という件名の迷惑メールが大量に届くようになりました。直近では1日で200通ほど着信しています。
「古澤 舞子」という名前が使われていますが、2時間で30件ほど同じような迷惑メールが届くのでうっとうしくて仕方がありません。リンク先は怪しげな出会い系サイトのようで困ったものです。
「≪新着≫をご確認ください」は詐欺メール??
?をつけたのは、多分そうだろうと思うのですが、リンク先はどうも成人相手の出会い系サイトのようなんです。
メールの文面と体裁(というほどでもない)は以下のようです。非常に簡素で内容も読んだだけでは理解不能です。クリックしないと教えてやらないといわれているようで不愉快です。(-_-;)
古澤 舞子のあとは2つの肩書きがあって、
- 国際支援連盟専属支援専任弁護団:会長
- 国際支援連盟
その他にも
- 全国サイト内専属弁護士
- (※公認※)日本全サイト総合管理局
- 送金実行管理委員会
- 全国サイト弁護士会会長
- ヘルプミー!助けてください!
- WIF大規模サイバー警備機構(アジア支部
- 国内サイバー警告発令所
- 日本サイト内最優秀支援家認定窓口(国家公認)
- 期間限定完全無料支援特別案内所
- 支援国連特別機密派遣担当外交官
と、考えつく限りの件名で必死になって送りつけてくる感じです。
名前のの前後に★・●・_・【】などをつけているので、迷惑メールフィルターに引っかからないように工夫しているようで非常に狡猾です。古澤 舞子でフィルターをかければなんとかなりますけどね。
名前がどんどん増えています。1日200件以上送りつけられてくるので覚えきれません。(´д`)
古澤 舞子・加茂えみり・ミナミ・坂田・錦野 洋平・岡本・飛鳥金城・UI岡本・ぽむぽむプリン・板倉曜子
道場六三郎・松岡 正・瀬戸さき・柳澤大輔・あゆみ・ジャニーズジュニアOB・若狭 ひかる・笹川陽一
リンクをクリックするとどうなる?
リンクは1つのメールに1件ですが、少しづつアドレスが違っているようです。そのうちのいくつかをクリックしてみましたが、行き着くのは以下のような同じサイトでした。
メールのタイトルが違うと誘導されるページも少しずつ違うようですが、構成は全く同じものです。
内容を読んでみても、何ををいっているのか意味不明な内容です。
HOMEに移動すると、どうも成人相手の出会い系サイトのようです。
この手のサイトはリンクをクリックすると何が起こるかわからないので、これ以上は試していませんがまともなサイトではないです。
使ってもいないのに高額な利用料を請求されたりなどが起こるかもしれませんからね。
いずれにしても
- 国際支援連盟専属支援専任弁護団:会長
- 国際支援連盟
のサイトだとは思えません。
発信元はどこだ
こんなろくでもない詐欺メールを発信しているやつは誰だ!
ということで、いつものように調べてみました。
メールヘッダを表示させてみます。
★古澤 舞子★国際支援連盟★ <dveqs@mb72x9kbqmemy.net>
≪新着≫をご確認ください
宛先:●●●@●●●
Content-Type:text/plain; charset=shift_jis
Content-Transfer-Encoding:7bit
Mime-Version:1.0
Received:(qmail 89531 invoked from network); 12 Nov 2020 14:18:36 +0900
Received:from unknown (HELO mgw2.zenno.net) (192.168.0.147) by msv2.zenno.net with SMTP; 12 Nov 2020 14:18:36 +0900
Received:from mgw2.zenno.net (localhost [127.0.0.1]) by mgw2.zenno.net (Postfix) with ESMTP id 649AB93580 for <●●●@●●● >; Thu, 12 Nov 2020 14:18:36 +0900 (JST)
Received:from mgw2.zenno.net ([127.0.0.1]) by mgw2.zenno.net (mgw2.zenno.net [127.0.0.1]) (amavisd-new, port 10024) with ESMTP id 4zQHkghTyKVU for <●●●@●●● >; Thu, 12 Nov 2020 14:18:36 +0900 (JST)
Received:from 99pqvkqr.jackson-rock.com (unknown [203.152.198.206]) by mgw2.zenno.net (Postfix) with ESMTP id 2FBC29357B for <●●●@●●● >; Thu, 12 Nov 2020 14:18:35 +0900 (JST)
Delivered-To:●●●@●●●
Return-Path:<return-2164727396@mb72x9kbqmemy.net>
<2020111205140096614378969z084@5x1h1tnu82.mb72x9kbqmemy.net>
X-Envelope:S25R_match
発信元のアドレスはReturn-Pathから「return-2164727396@mb72x9kbqmemy.net」であることがわかります。アドレス部分の「mb72x9kbqmemy.net」を住所検索してみたところ韓国・インチョンが発信地のようです。韓国ですか、ウリ達は関係ないニダ、被害者ニダ とかいわれそうですが…。真偽の程は不明です。
「≪新着≫をご確認ください」という件名はフィッシング詐欺メール
やはり「≪新着≫をご確認ください」という件名の迷惑メールはフィッシング詐欺メールの仲間なんでしょうね。
国際支援連盟 古澤舞子なる人物も36億円の贈与を持ちかけられるという荒唐無稽なストーリーもすべてでたらめの嘘八百です。
メールのリンクをクリックしないようにするのはもちろん、リンク先のサイトの「登録ボタン」などをクリックする事のないようにご注意ください。
追記:全く姿を見なくなりました
不思議なことに、11月28日あたりから、それまで1日で200通ほど受信されていた「≪新着≫をご確認ください」メールが全く受信されなくなりました。
何かあったのでしょうか??
心配です!!(^Д^)
フィッシング詐欺メールへの対応・対策
だんだんと巧妙になりつつあるフィッシング詐欺メール、日頃から騙されないように注意しなければなりません。
悪質なメールではメールを開封しただけで
- ウイルスに感染してしまったり
- 個人情報を抜き取られたり
されてしまうケースもあります。
身に覚えのない件名のついたメールは開封せず即行でゴミ箱行き、そして削除が一番の方法で安心できる方法です。
フィッシング詐欺メールの特徴
無数にあるフィッシング詐欺メールのすべてに当てはまるとはいえませんがちょっとした特徴があるものです。
緊急性をあおってくる
フィッシング詐欺メールは、読んだ人を不安に陥れるように緊急性をあおってくることが多いです。
例えば
- アカウントが停止される
- 料金が未納になっている
- クレジットカードが期限切れ
- 支払いがされていない
などなど、
- 今すぐ対処しなければならない
- そのままにしておくと不利益を受けますよ
といった方向に誘導するために緊急であることを匂わせ不安をあおってきます。
日本語が妙な感じがする
日本語を日常的に使っている日本人から見ると「なんだかおかしな日本語だな」などと感じたら要注意。
第6感という程ではないでしょうが、これはおかしいと感じた印象を信じましょう。
などなど、なんかおかしいな〜といった勘が働くものです。
騙されないようにお互いに注意しましょう。
フィッシング詐欺メールに対する対策
- 身に覚えのない怪しいメールは開封しない
- 開封したとしても不用意にリンクをクリックしたりしない
- ウイルス対策のセキュリティソフトを導入しておく
- パスワードの使い回しはしない
など自己防衛のために細心の注意を払う必要に迫られてきています。
個人情報を盗まれていやな思いや損害を被らないためにも細心の注意を払っていきたいものです。
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