リボーンベジタブル・リボベジがはやっているそうです。
今まで生ゴミとして捨ててしまっていた野菜の切れ端を再生させる「リボーンベジタブル(再生野菜)」
誰でも「野菜の切れ端」「水」「容器」があれば野菜を再生させることができます。
リボーンベジタブル・リボベジの魅力
リボーンベジタブルの魅力はちょっと考えただけでもいくつか思い浮かびます。
野菜の再生過程を体験できる
捨てられてしまう運命だった野菜くずから葉が伸び立派に再生していくのを観ているとなんだかうれしくなってきます。植物の生命力には感心してしまいます。
方法が簡単
野菜くずと水と容器があればできるという至極簡単なリボーンベジタブルです。
肥料もいらず水につけておくだけで葉っぱが伸びていきます。
経済的
食べ終わった豆苗などは捨てずに水につけておくだけで数日後にはまた食材として利用できるなど、再生させるだけで野菜の収穫から食材として利用するまで体験できるという優れもののリボーンベジタブルです。
インテリア植物になる
元気よく緑の葉を茂らせている野菜を観ているだけで癒やされます。そのまま素敵なインテリアとして活用できるのもリボーンベジタブルです。
ニンジンでリボーンベジタブル
再生できる野菜は、キャベツ・ニンジン・ブロッコリー・レタス・玉ねぎ・ねぎ・小松菜・水菜・豆苗など多岐にわたるのですが、今回は手元に用意することができた「ニンジン」でやってみることにしました。
ニンジンでリボーンベジタブルのやり方
やり方は超簡単です。
「ニンジンの切れ端・容器(皿でも何でも良い)・水」の3つを用意したら、ニンジンの頭の部分を容器に乗せて水を少し入れます。
おしまい!本当にこれだけです。
下の画像のように容器は何でも良いので、とりあえずプリンの空きパッケージを利用してあります。
植物の状態にもよりますが、葉っぱが出てきたこの状態になるまで大体5日くらいかかっています。
右の方に少し根っこも出てきています。また、水には液体肥料を数滴加えてあります。効果があるのかどうかはわかりません。
リボベジ開始時の注意点
- 野菜に残った栄養で成長するリボベジですので、へたや根っこの部分は少し多めに残してあげると良い結果が得られる可能性が高くなります。
- 水は毎日取り替えた方が良いです。ほおっておくと雑菌がわいて野菜が腐ってしまったりします。
水替えの時に野菜の底面がヌルヌルしているようでしたらきれいに拭ってあげましょう。 - 葉が出てきたら日差しに当ててあげます。ただし強すぎる直射日光は厳禁、水温も上がりやすいのでほどほどの日差しが良いです。
どこでもできるリボーンベジタブル
リボーンベジタブルは広い庭もプランターも必要ありません。本当に手軽に始められる園芸といってもよいでしょう。その上、生長していく野菜たちを眺め観察することでそこはかとない癒やしを得られることはまず間違いないでしょう。
今までは捨てられていた野菜くずが、ちょっとした手間と時間をかけて育てることでもう一度野菜として料理などに利用したり、観葉植物のようにインテリとして楽しんだりできるのですからやってみる価値はあるでしょう。
日常の生活に余裕と癒やしを与えてくれるリボーンベジタブル、是非皆さんも楽しんでみて下さい。
4月21日 少しだけ大きく育ちました
2日たって少し大きく育ちました。ニンジンの生長は意外と早いようです。
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