「五輪を招致したのは私たちではありません」と本当に訴えたいような決めつけとねつ造、この構造はなんとかならないのでしょうかね。公共放送を名乗るNHKにあるまじき杜撰な放送内容にはただあきれるばかりです。
ウラ取りもしないまま決めつけとねつ造の放送…腐ってるNHK、まぁ政府に忖度しているんだろうなと思わざるを得ません。
昨年末にNHKにより放映された番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」が炎上しています。
番組そのものも批判の対象になっているようですが、特に問題視されているのが、河瀬直美さんの発言内容です。
河瀬直美さんは東京五輪公式記録映画で監督を務める方で、バスケットボール女子Wリーグの会長になることが決まっているといった、日本のスポーツ界に影響力を持つ人物でもあるそうです。
東京オリンピックは一体誰が招致したのか?
番組中の河瀬氏の発言は一体どのようなものだったのか?
氏は東京オリンピック・パラリンピックの開催についてこう述べています。
- オリンピックを招致したのは私たち
- みんなは喜んだはずだ
- だからあなたも私も問われる
- 私はそういうふうに描く
なんだか3段論法みたいですけど、喜んだはずだと根拠もなく言われてもねぇ、きちんと調べもしない憶測なのでしょうか。
その「はずだ」からみんなに責任が問われるんだよといわれても責任感の持ちようがありません。
河瀬氏がどういう風に描こうが知らんけど、1億総懺悔みたいな描き方だけは止めてねと言いたいですね。
ピーマンはコロナの感染拡大で中止にした方が良いと思っていたけどね。
ハッシュタグ「五輪を招致したのは私たちではありません」
この河瀬氏の発言に対して憤っている人は多数いるようですね。
実際オリンピック招致に反対していた人は多数いるはずなのに日本国民すべてが諸手を挙げて賛成していたわけじゃないのは事実だから怒りもするわな。ピーマンもずっと反対の立場でした。
東京五輪が決まった時は本当にショックだった。安倍総理演説の「アンダーコントロール」という嘘あり得なかったしまさか福島第一原発事故が収束もしてないのに決まるなんてと衝撃だった
河瀬直美氏の認識はほんとひどい#五輪を招致したのは私達ではありません https://t.co/vh4EJjXFrJ— 弁護士 太田啓子 「これからの男の子たちへ」(大月書店) (@katepanda2) January 2, 2022
全世界の五輪反対だけど特に東京五輪はデモをしてまでも大反対した。原発事故は何も解決してないし福島は復興してないし、子どもの7人に1人が貧困で苦しみ、コロナで自宅放置され死亡した人がいる中で、国の大金が使われ開催された五輪。日本人として当然大反対#五輪を招致したのは私達ではありません
— れいわ勝手に応援団World!#比例はれいわ Haruko Maeda (@Musikmusik7) January 2, 2022
本当にスポーツを知っている人は夏場の東京での開催には疑問しかなかったよ。つまり、喜んでいたのはスポーツを知らないで利権を求めるような輩だけなんだろうな。#五輪を招致したのは私達ではありません #河瀬直美が見つめた東京五輪 https://t.co/pL1VSm5qXW
— 億屋万蔵 (@Midorimanzou) January 1, 2022
あれだけあった中止を求める声や署名をなかったことにした挙句、わたしたちが招致したことにされるのは絶対に許せない。五輪で生まれる金のために、助かるはずの命を救おうともしなかった事は忘れない
#五輪を招致したのは私達ではありません— 大類 (@orui04) January 2, 2022
#五輪を招致したのは私達ではありません
どんだけ
反対の声あげたと思ってんねん❗️
緊急事態宣言なのに
五輪やるなんて
チグハグすぎて
アタマおかしくなりそうだったわ❗️💢 pic.twitter.com/wJ8M6AFcsa— 愛の反対は無関心 (@03025Ai322) January 2, 2022
河瀬直美監督のWリーグ会長就任。東京五輪の公式記録映画が「東京五輪成功賛歌」になることは、これで確定だろう。安倍政権以来の“権力に靡くものへの厚遇”は、岸田政権にも引き継がれたようだ。日本という国に漂う腐臭は、ますます酷くなりそうである。 #五輪を招致したのは私達ではありません https://t.co/3M8GRBOFlT
— m TAKANO (@mt3678mt) January 2, 2022
河瀬直美監督はいつから「わたしたち」代表になったのか。
反対し続けた人々の声はなかった事にされ、権力側に沿った民意だけが国民の意志と勝手にされる。
こうして少しづつ無力感が蔓延してゆくのを目の当たりにしている事を「私達」は看過してはいけない。#五輪を招致したのは私達ではありません— 🍮🍊キニマンス塚本ニキ 📻🌈 (@tsukaniki85) January 2, 2022
NHKが流したデマ?「五輪反対デモはお金の出る動員」
「河瀬直美が見つめた東京五輪」というドキュメンタリーでNHKが「五輪反対デモはお金の出る動員」などとデマを流したようです。
「河瀬直美が見つめた東京五輪」というドキュメンタリーでNHKが「五輪反対デモはお金の出る動員」などとデマを流したようです。それがこの動画。謎の男性の発言をフォローする形でテロップに。これは悪質、許せません。
pic.twitter.com/7lZR4JECwJ— 君に届け!滑稽新聞 (@akasakaromantei) January 1, 2022
この腹の出たおじさんが誰なのかわかりませんが、聞いている限りでは
- 反対デモはお金をもらってやっている
- 反対デモを主導するのは上の人
- 予定表をもらっているからそれを見て参加する
という発言をしています。
問題なのは、ウラもとらずにこのおじさんの発言がさも事実で確定しているように番組内で流してしまったことでしょう。
- お金は誰からもらっているのか?
- 上の人とは誰なのか?
- 予定表を実態に確認したのか?
ちょっと考えれば疑問が次々とわいてくるのですけど、ウラもとらずにすべてが曖昧なまま事実として放送してしまうのはまずいでしょ。
いつかの「クロースアップ現代」のようにBPO案件じゃないのかなぁ。
と思っていたらNHKが謝罪していた
ウラもとっていないんじゃね?と疑っていたら、本当にウラもとっていなかったようです。
ちょっと長いですがYAHOOニュースからの引用です。
映画監督の島田角栄さんが都内で男性にインタビューする様子に同行した際、男性が「五輪反対デモに参加する意向がある」と話したことから、「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕をつけていたが、男性が五輪反対デモに実際に参加していたかどうかなど、確認できていないことが分かったという。
この男性が、「これまで複数のデモに参加して現金を受け取ったことがあり、五輪反対デモに参加してお金を受け取ろうという意向がある」と話していたことから、担当者は「五輪反対デモに--」「実はお金をもらって--」という字幕をつけたと説明した。
NHK大阪は「NHKの担当者の確認が不十分でした」として、「字幕の一部に不確かな内容があった」として、映画製作関係者、視聴者に謝罪。仮に五輪デモ反対で金銭を受け取っていたとすれば、資金源はどこなのか?などの取材が必要なはず、との指摘に、「取材が不十分だった」「(担当者の)思い込みがあったと言わざるを得ない」とし、今後はチェック機能を強化するとした。
今回の放送について「(五輪の)公式記録映画とは内容が異なる」と説明した上で河瀬監督や、島田監督に責任はないことを強調した。
思っていたとおり確認も何もしていないと言うことでした。
NHKも懲りないというか反省しないというか、もうちょっと慎重に事実を確認しないと公共放送の名が泣くぞ。
ひょっとしたら世論誘導で故意にそうした内容にしてるのではないかとも思えてきますよ。
招致に賛成も承認もしていないなんて人たくさんいるだろ
ピーマンもそうですが、招致合戦の頃から日本でのオリンピック開催には大反対していた人などたくさんいるでしょ。
今の日本にはそんな余力も能力もないでしょ。
結果的にオリンピックには総額で3兆円もの費用がつぎ込まれています。
そのかなりの部分が赤字となり、国民に降りかかってくるのもまた事実です。ヤレヤレ!
#五輪を招致したのは私達ではありません
国民の負担が多すぎると思わない?
私達が得したことありましたか?
みんなはオリンピックやってよかったと思う? pic.twitter.com/2hAU79pZtB— miya館長 (@ace9920) January 3, 2022
はい、みんなで招致してみんなで開催した東京オリンピックだから負担もみんなで分かち合いましょう!
ということにしたいのでしょうが、ふざけるなよ!!と言いたい。
東京オリンピックの開催が決定した時の関係者連中の狂喜乱舞が忘れられませんよ。
この人たちだよ。
#五輪を招致したのは私達ではありません
この人たちです pic.twitter.com/62crDaz3xE— ももぺん (@_oi_chan) January 3, 2022
一番記憶に残っているのはフェンシングのメダリストのあいつですね。狂喜乱舞してうれし泣きしていたっけ。
今になって東京オリンピックをどう思っているか誰かインタビューしてくれないかな。
正直なことは言わないだろうけど…。
やはりツケをまわされて馬鹿を見るのは一般国民なんだなぁと痛切に感じている今日この頃です。
ちなみに一番の当事者であるはずのオリンピック委員会、今年の6月頃に決算書を出してそのまま解散・トンズラするそうです。
責任の所在もハッキリさせず有耶無耶にする算段は整っているようです。こういう所だけは手際がいいんだな。
次は大阪万博、続いて札幌冬季オリンピック
次は大阪万博、続いて札幌冬季オリンピック(招致段階だけど)が控えていることも忘れてはいけません。
これらの国際イベントにも東京オリンピックでのパターン(成功体験?)を繰り返し多額の費用が注ぎ込まれることになるでしょう。
だって、いくら赤字を出したところで誰も責任をとらなくて済むんだから…。
ツケは国民にかぶせれば済むからね。
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