相変わらずコロナ騒ぎは収まりません。デルタ株が蔓延したと思っていたら今度はオミクロン株だそうでついて行けませんな。今のところオミクロン株は詳しい性質もわかっていないようで、頼りになるのはワクチンしかない…みたいですね。新型コロナウイルスの経口治療薬も出てきてはいるようですが、コロナなどにはかからない方がいいに決まっていますし、そのためにはワクチンだ。
ということで、とりあえずワクチン2回打ったことを証明するためのアプリができたようです。その名も「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」そのものズバリな名前だな。担当省庁はデジタル庁です。
新型コロナワクチン接種証明書
新型コロナワクチン接種証明書は、日本の予防接種法に基づいて各市区町村で実施された新型コロナワクチン接種の事実を公的に証明するものです。
氏名、生年月日、接種記録(ワクチンの種類、接種年月日、ロット番号など)が記載されます。
それらに加えて、海外用では、パスポートの国籍や旅券番号が記載されます。
新型コロナワクチン接種証明書について:厚生労働省ホームページ(外部サイト)
アプリで発行する接種証明書には、二次元コードが記載されます。
二次元コードは、氏名、生年月日、接種記録等の情報を含みます。
これを読み取ることで簡単に情報を確認することができます。
ダウンロードとインストール
このアプリは2021年10月20日に一般に公開されたできたてほやほやのアプリです。
お決まりのようにAndroid版とiOS版が用意されています。
- Android版=新型コロナワクチン接種証明書アプリ:Google Playウェブサイト(外部サイト)
- iOS版=新型コロナワクチン接種証明書アプリ:App Storeウェブサイト(外部サイト)
からそれぞれダウンロードできます。スマホでアクセスしてね。QRコードからもアクセスできます。
アプリの動作環境
- マイナンバーカードが読み取れる(NFC Type B対応)端末(スマホ)
- iOS 13.7以上
- Android 8.0以上
接種証明書アプリの機種対応状況はマイナポイントのWebサイトにあるそうですが、未確認です。どこにあるか本当にわからないんですよね。後々探してみます。
新型コロナワクチン接種証明書アプリを利用できない方(暫定)
現状のアプリでは対応できない事例があるようで、以下に該当する方はアプリでの証明書発行ができないとのことです。
- マイナンバーカードに旧姓併記がある方
- パスポートに旧姓・別姓・別名併記がある方
- パスポートとマイナンバーカードの氏名表記が異なる方
ただし、この不具合というか設計ミスというかは今後のアップデートで解消するとかなんとか…、デジタル庁の本気度と実力がわかるかもしれませんね。
※2022年1月中にアップデート予定だとかなんとかです。うまくいきますかねぇ。
新型コロナワクチン接種証明書アプリの評判
現状の新型コロナワクチン接種証明書アプリにおける不具合ですが、Twitter等ではかなり話題になっています。
ワクチン接種証明書アプリのマイナンバー旧姓併記のエラー画面はこんなのよ。現状は海外旅行くらいしか用途が無いのでなんも支障がないけど。 pic.twitter.com/ZrysyQt23C
— ひふたろ (@hifutar) December 20, 2021
アクセス集中に耐えられず!
さすがデジタル庁!政府のワクチン接種証明アプリ 一時証明書発行にエラー相次ぐ https://t.co/XiuzQ0OJ9h #NewsDigest
— コーヒー豆🐾【公式】 (@rasta_0926) December 20, 2021
🚨デジタル庁は相次ぐエラー続きで、国民の信用が全くありません。私は、むしろ不信感しか感じません!
政府のワクチン接種証明アプリ 一時証明書発行にエラー相次ぐ | NHKニュース https://t.co/cHCTMaYBMs
— ものちゃん (@monochian) December 20, 2021
やはり一番多いのは旧姓併記に対応していないところですね。あとはマイナンバーカードやパスポートのデータをスマホのNFCでうまく読み取れないとか。そもそも政府が信用できんとか…、手厳しいな。この点に関してはピーマンもあまり信用してはいませんがね。実際ほとんどの人が肝心なところで日本政府に不信感を持っているのではと妄想しています。杞憂なら良いのですけど。
ただ、おおむね接種証明アプリに関しては肯定的な意見が多いようです。わざわざ紙の接種証明書を持ち歩かなくても良いだけでも存在価値はあるのかなと思いますね。
ワクチン接種証明書アプリ‼️
簡単登録でした‼️
これを使わなくて済むのが一番ですが、備えあれば‼️ですね😃 pic.twitter.com/sNL6GklDMA— 田中 英樹 (@LPvbRjwWK0c2LGJ) December 22, 2021
ワクチン接種証明アプリで証明書ゲット。マイナンバーカードとパスポートがあれば数分で発行される(登録の市区町村によっては時間がかかることもあるらしい)。できる準備はしておかないと。 pic.twitter.com/sLsspi9Y92
— 石原智之 @TOEICコース大幅割引中!🎁 (@Tomoyuki_TARGET) December 23, 2021
接種証明書アプリが旧姓表記に対応していない件が叩かれているけど、今こそこの画像じゃないのか。
ここで使わずいつ使うんだ。 pic.twitter.com/eleHDo0jT7— Henry@IT蒟蒻 (@WizHenry69) December 20, 2021
FeliCa機能は必須?
スマホにFeliCa機能が搭載されていないとマイナンバーカードやパスポートの情報を読み取れませんので手続きはできないでしょう。すべてのスマホにFeliCaが搭載されているわけではないので、何か逃げ道はないのかな??
Android版をダウンロード・インストールする
Androidスマホでのダウンロード画面です。お馴染みのGoogle Playですので迷わずできるでしょう。
緑色のインストールボタンをタップするとダウンロードとインストールが始まります。
iOS版も手続きの画面と手順は同じです。
インストール終了後、「開く」をタップすると下の画面になり証明書発行の手続きが始まります。
以下の4枚は注意事項みたいなもので一通り目を通しておけば良いでしょう。
ここから接種証明書の発行手続きが始まります。
「同意する」をタップします。
「次へ進む」が紺色になるのでタップします。
発行手順ははじめに確認したので「接種証明書を発行する」をタップします。
「用途の選択」になりますが、ここでは「日本国内用」の証明書発行に進みます。
必要な物はマイナンバーカードと券面事項入力補助暗証番号(4桁)の2つです。
日本国内用の右にあるスイッチを右にスライドしてオンにした後「次へ進む」をタップします。
暗証番号の入力画面になりますので券面事項入力補助暗証番号(4桁)を入力し「次へ」をタップします。
暗証番号忘れちゃってる方が多いのではないかな(^_^;)
マイナンバーカードの読み取り画面になりますので、マイナンバーカードをスマホのFeliCa読取り位置にかざします。うまく読み取れると上の画面になりますので「次へ進む」をタップします。
自治体のデータにアクセスしてあなたのワクチン接種データを探してくれます。見つかると上の画面になりますので間違いがないか確認します。現状では2回接種したにもかかわらず1回と表示されてしまうなどの不具合が見つかっているとのことなのできちんと確認しましょう。
内容を確認しながら下にスクロールすると「発行する」ボタンが現れますので、間違いがなければタップします。
するとしたのが面に変わります。これで一連の手続きが終わりました。
無事に接種証明書が発行されたようですので「終了する」をタップします。
この画面が接種証明書になります。上の角丸の枠の中をタップすると下の画面になります。
これを必要に応じて接種証明書としてみせるのでしょう。
試しに「2次元コードを表示する」をタップすると下の画面になります。
この2次元コードはどのように活用するのかというと、他のスマートフォンなどで表示された接種証明書の二次元コードを他のスマホの接種証明書アプリで読み取って内容を確認するためのようです。
手続きは意外と簡単でした
アプリを使った接種証明書発行の手続きはスマホ上で10分とかからないほどあっけなく終わりました。
マイナンバーカードをお持ちでない方はまずマイナンバーカードの取得から始めなければなりませんのでやっかいですが、この際ですから取得してみてはいかがでしょう。確かオンラインでできたはずです。
あと、券面事項入力補助暗証番号ですが、忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか。その場合は市役所で再登録とかが必要なはずです。面倒ですね。
暗証番号を忘れてしまった場合
マイナンバーカードに設定している暗証番号を忘れてしまった場合や、暗証番号の入力を連続して3回(署名用電子証明書は5回)間違えてしまった(ロックがかかってしまった)場合、市役所マイナンバー窓口で、暗証番号の再設定(初期化)が必要です。
だそうです。思い出せませんか?(^_^;)
今後もマイナンバーカードが必要な場面(健康保険証代わりとか)も増えてくることでしょうから、オモテだってオススメできませんが暗証番号をメモっておくと良いですね。ピーマンも実はメモってあります。似たような暗証番号が3種類もありますし、忘れちゃいますよね。
接種証明は自動更新しない
最近になってコロナワクチンの3回目接種が始まっていますが、すでに接種証明を取得していたとしてものソ内容に3回目の接種は自動的に反映されるようにはなっていません。ですので、最新の情報に更新するには再度同じ手順を繰り返す必要があります。面倒ですが致し方ありません。そこまでは出来ねえから自分でやってくれということのようです。
また、3回目の接種を終えたとしてもその情報が自治体のシステムに反映されるまでには時間がかかりますので少し時間をおいてから手続きをした方が確実と思われます。
iPhoneでCOVID-19 のワクチン接種の情報を Apple ウォレットやヘルスケア App に追加する
iPhoneをお使いの場合は、ワクチン接種証明の情報をウォレットにワクチン接種カードとして追加したり、ワクチン接種や検査結果の記録をダウンロードしてヘルスケア App に保管したりすることができます。
その詳しい手順はAppleのワイトに詳細があります。こちらのページ「COVID-19 のワクチン接種の情報を Apple ウォレットやヘルスケア App に追加する」をご参照下さい。
Apple ウォッチでも接種証明書を表示できるようになるみたいですよ。
接種証明書の発行に対応している市区町村
同アプリでの接種証明書の発行に対応している市区町村は次のページでご確認下さい。

まとめ
マイナンバーカードを所持していて新型コロナワクチンを2回接種している方であればオンラインで新型コロナワクチン接種証明書の手続きができます。この一連の手続きを終わらせることで、スマホでワクチン接種証明ができるようになり、紙の接種証明書を常に持ち歩く必要はなくなりますね。頻繁に外出する方などには便利と言えば便利ですね。
それにしても、こんな証明書をいちいち所持しないと気楽に買い物をしたり食事をしたりといった日常の行動が制限されてしまうような状況、なんとか終わらせることはできないのでしょうかね。
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